『雨に佇む』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
2019年から2020年に変わった日のことをよく覚えている
ちらほらと雪が舞う12月31日だった
私はよく意味もない写真を撮るが、この日友人に指摘された
無闇に写真をとって未来の自分に残そうとしても無駄だと
そんな画面越しの景色を残すなら、もっと今を生きろと
それでこの友人は私にフィルムカメラをプレゼントしてくれた
2019年最後の日はお天気雨だった(お天気雪、だろうか)
キリのいい数字になるから、いっそ私の人生から沢山のものをマイナスしてみた(ちょうど高校卒業の年だったこともある)
画面越しの景色を見るのをやめた
ものを沢山沢山、山ほど所有するのをやめた
我慢して何も言わないのをやめた
寝る前に明日の不安を考えるのをやめた
今、天気予報にもなかった大雨が降ったとして、私は思い切りその雨の中に飛び込むだろう(去年の夏実際に飛び込んでみた)
どれだけの人が雨に打たれることを好むだろう
どれだけの人が雨に打たれる感覚を知っているだろう
友人曰く、人生はマイナスしてこそプラスになると
だからお風呂でくしゃみが止まらなくなるのも承知で、お前は雨に打たれに行けと
-雨に佇む-
雨に佇む
雨の日に迎えを頼んで、1本しか傘を持ってこないところ。2人で同じ傘に入って、躊躇なく肩を濡らすところ。今、返事をくれないところ。
あなたのそういうところが、ちょっと嫌いで、大好きだった。
雨声は私に語かける。
それに応えるように天を見上げた。
ほのかな温かい光に雨粒は照らされ
薄い雲からは星々が降っていた。
彼等は瞬く間に銀河を創り上げる。
ただその中の一欠片が
天を見つめるばかりの目に
吸い込まれた。
私にはそれがとても眩しく
何よりも美しく見えた。
【雨に佇む】#29
【雨に佇む】
しまった。傘を忘れてきた。
いつもの塾の帰り、シズクはビルの軒先で雨宿りしていた。すぐ近くにコンビニはないし、雨足もけっこう強い。少し涼しくなってきている季節なので、濡れて帰るには風邪をひきそうだ。
ザァーーっと降りやむ気配のない雨の音に耳を傾けていると、頭がぼぅっとしてくる。塾のすぐ近くで降り出したなら、同級生とか、誰かしら傘に入れてくれたかもしれないのに。あいにく知り合いが通りかかる様子はない。
空を厚い雲に覆われて、辺りは暗い。今日は母はパートの遅番の日だし、父はまだ仕事から帰ってきてないだろう。なすすべもなく、シズクは佇んだ。
やることもなくそうしていると、ふと、SNSで知り合った男性のことを思い出す。10歳以上年が離れた人で、既婚者子持ち。最初はシズクの描いたイラストを褒めてくれただけだった。そのうちやりとりをするようになって、最近じゃほぼ毎日だ。既婚者だし、SNSで知り合ったどこの誰だか分からない人に恋愛感情なんてもつ訳がないと思っていたが、やりとりを重ねるにつれて、誰よりも理解してくれる、大切な人になっていた。いつも見た目で判断されることにウンザリしていたシズクにとって、外見に関わらず心を見てくれて、親身になってくれる人なんてこれまでいなかったから、恋愛経験の少ないシズクが絆されるのも時間の問題だった。
あの人の住む地域も、同じような雨が降ってるんだろうか。こんな雨の中あの人が帰ってきたら、わたしならタオルを持って玄関まで走って出迎えるのに。
シズクはそっと頭を振った。このところ、ぶつける先のない感情ばかりが大きくなって、苦しい。心臓をレモンみたいに擦りおろされてる気分だ。好きになったってしょうがないんだから、忘れよう。
そんなことを考えていると突然、暗闇からぬっと人影が現れて、シズクは思わず小さく悲鳴をあげてしまった。身体の大きな男性が雨宿りしようと入ってきたのだ。
「あ、すみません。」
シズクを驚かせたのを悪く思ったのか、男性はすぐに出ていこうとした。シズクはなぜかとっさに男性の手をつかまえて、
「雨、強いですよ。」
と引き止めた。
「え、ああ、じゃあ。」
男性は戻ってきてシズクの隣に立った。シズクも女子の中では背は高い方だが、その男性はもっと大きい。バスケ部の男子くらいありそうだ。
暗闇に目が慣れてきて、その男性が近くの高校の制服を着ているのに気づいた。
「前山高校なんですか?」
勇気を出して、聞いてみる。
「あ、そうです。」
返事が返ってきた。
「何年生ですか?」
「あっとー、2年です。」
「じゃあ、同じ年ですね。私は聡慧高校の2年です。」
「あー、おれ、留年してるんで、同い年ではないです。」
わざわざ初対面の相手にそこまで正直に言わなくていいのに、その男性は大きな体を縮こまらせながら言った。
(なんか、思ったより優しそうな人。)
シズクは心の中でクスクスと笑った。
「雨、止まないですね。塾の帰りですか?」
「そう。あなたは?」
「おれはバイト帰りなんですけど…」
それからしばらく、会話が続いた。大降りの雨音の中、ポツリポツリと、一つ聞いたら一つしか返ってこない、静かでのんびりとした会話だった。
「あ、雨、弱くなってきましたね。」
「ほんとだ。これなら帰れそう。」
先程までバケツをひっくり返したように降っていた雨が、いつの間にか小雨になっている。
「じゃあ、気をつけて。」
身体の大きい、前山高校の男子。彼はあっさりその場を離れて小走りに去って行った。年の近い男の子と話したのは久しぶりかもしれない。学校では高嶺の花になってしまっていてあまり誰も話しかけてこないからだ。
(もう会えないんだろうなぁ…)
ほんのり寂しさを抱えながら、彼の走っていった方向を見つめて、シズクは佇んだ。
「雨に佇む」
そろそろバイトに向かう時間だ。
準備を整え玄関のドアを開けた時
土砂降りの雨に気付く。
「面倒だな」
瞬間的にそんな考えが湧き上がったが、
今日は俺のワンオペデイ。
何があっても休むわけにはいかない。
頭を振ってネガティブな感情を強引に追い出し、使い古した傘を手に取る。
錆び付きが原因なのか、ワンプッシュで開く機構のはずが何度押しても全く開く気配がない。
愛傘に出鼻をくじかれ、深いため息と共に自力で傘を開く。
軒下から1歩踏み出すと雨粒を浴びた傘がバタバタバタと音を立てる。
この音は嫌いじゃない。
水溜まりを避けながらバイト先へと向かう。
どんなに気を付けてもこの雨だ。
靴はすぐにびしょ濡れになり、グズグズと嫌な音を立てた。足取りも重くなる。
突然「きゃー!」という声が響いた。
悲鳴じゃない。楽しげな声だ。
すると正面から小学生くらいの子供たち数人が、傘もささず、大はしゃぎしながら駈けてくるのが見えた。
雨に打たれることなんて気にもせず、むしろ楽しいことのように満面の笑顔でじゃれ合う子供たち。
気付けば俺は足を止め、そんな子供たちに見入っていた。
彼らが、バシャバシャと水を飛び散らせながら横を通り過ぎていく時、ふと思い出した幼い頃の記憶。
雨の降りしきる中、ベンチに佇む熊のぬいぐるみ。
傘を片手に一人でさみしそう。いや怖いよ。
心当たりを辿り、再会を喜ぶ。
ハンカチ敷いて傘さして、花もそえてある。
誰だよ、ありがとう。
昨晩から降り続いた雨で、田んぼの畦道はぬかるんでいる。
曇天の空。降り続く雨。
喜んでいるのは、自分と、新しい傘を買ってもらった子供くらいなものだろう。
きゃっきゃとハシャぐ子供が通り過ぎると、小さな足跡が池になった。
その前に佇む自分の顔が、泥水に薄らと影を映す。
いつの間にか聞こえなくなった声。
降り頻る雨音だけが響いている。
泥と同じ色の体に染まった自分は、その小さな池にぴょんっと飛び込んだ。
「あの…大丈夫ですか?」
雨で少し濡れた、歩道で雨宿りをする美しい女性に
男性は声をかけざるを得なかった。
『…大丈夫です』
女性はそれだけを言うと、また前を向いて黙った。
悲しい声だった。
男は雨の中、走り出した。それは必死に。
何が男をこんなにも引き立たせるのだろうか。
近くのコンビニでビニール傘を買い、
女性の元へ戻った。
「あ、あの…………」
『…あ』
女性の視線と声は男に向けられなかった。
《全部僕が悪かった。許してくれ》
女性の目の前には、傘を持ったびしょ濡れの男性が。
『ありがとう』
そう言い、女性は男性の傘へ入って歩き出した。
呆然と立ち尽くす俺に背を向けて。
ー雨に佇むー
一瞬、冷たい雫が肩に落ちた。一粒、一滴、と肩を掠めた。しだいに、落ちて来る間隔が狭まって来た。驟雨だ。
和多志は、足速に軒の下に逃げ込んだ。
今日に限って、笠も、和傘も、持っていない。最近、日照り続きで油断した。
妻の言葉を聞けば、良かった。やはり、女性の勘は鋭い。男の和多志は、勘は当たらぬことが多いが、妻や和多志の身近な女性は、みな、よく当たる。
なんとも、不思議だ。きっと、女性にしか分からぬ、世界が在るのだろう。
変な意地は、捨てるに限る。と、改めて反省した。
………用事は、終わった。後は、妻の待つ家に帰るのみ。
妻への土産は、何が良いだろう。…これ又、妻の得意分野だ。
その時々で、妻に頼む…贈り物は、いつも相手方に好評だった。
今日は、妻の細やかで繊細な気遣いと、凄さに気付かされる…良い日だ。
妻に土産を買い、青い切符を手に、二等車両に乗り込む。
座席に深く腰掛け、新聞を広げながら、今朝の件の謝罪を考える。
潔く腹を決め、家までの帰路に立った。
雨好きだ。髪がクソご予定外になる以外は。傘さしてればいいんだもんな。日傘もいいけど。あの傘にバタバタ雨粒が当たる感じも好きだし、少し薄暗いのも好きだ。寒ければなおいいけど。
信号待ちで傘に溜まった雨粒ぐるぐるして飛ばしたくなるし、閉じた時の留めの紐のとこは肩に掛けてる反対側の遠いとこにしておきたい。とんでもねぇ雷も好きだけどやっぱり風はあんまりない方がいい。
虹は出てくれ。やっぱりそれは誰だって好きだろ。
車移動に慣れているからだ。
傘がなくても困らない生活を続けて15年、天気予報を見る習慣はない。
不意に始まった駐車場の使用禁止。
不意に始まった始まりも終わりもない距離。
天気予報のように、今と今後を教えてくれたらいいのに。
突然の雨に佇む。身も心も。
雨に佇む私は死にたいと願っている、私を手放したくて失いたくて消し去りたくて憎くて憎くて憎くて殺したい死にたい、鏡を割っても私は消えない、どうしたらいいですか、私は私が嫌いです。
自分以外の存在が消えてしまったよう。目に映るのは雨に掠れた不明瞭な世界で、聞こえるのは柔らかいシャワーが世界に跳ねる音だけ。世界から自身を隔離するように囲む雨のカーテンに守られている。騒音から現実から世界から。
雨粒が少し痛いかも。僕の存在はまだあるだろうか。それともカーテンに囲まれたのは世界の方?
濡れた髪を額からはらっても意味はなかった。頭痛がする。体温が奪われる。音を立てて降り注ぐ雨は僕を怒っているみたいだ。なぁ、おまえが立っているその場所は、本来雨のあるべき場所だ。邪魔だ。邪魔。
居場所を与えてくれたと思っていたけど。無条件に僕を世界から守ってくれるなんて、虫の良い話ないよね。僕の居場所は
雨がやんだ。冷水の如く冷え切った身体に触れた腕は暖かかった。彼の藍色の傘が冷たい雨を弾く。
「なに、してるの。こんなに冷えて」
「消したいと思った。雨は、全部を誤魔化してくれるから。でも、雨は僕のことが嫌いみたい。いっそ僕が、消えてしまえればよかった」
「雨にそんな力はないよ。あるとすれば、君に風邪を引かせることくらいさ。おいで、母様が心配してる」
誰一人、裏切りなどという行為はしていない。雨も、世界と切り離され戻れなくなった僕を家に迎えてくれた君の両親も、君も。僕が、勘違いを信じてしまうから。
あぁ現実になってしまった。
聞きたかった真実。
でも、現実にしたくなかった。
ようやく矛盾が解けたというのに
兎に角この場から一刻も早く立去りたい。
車の鍵を握りしめ部屋から逃げ出した。
私には受け止めきれなかった。
ドアを開けるとすぐに風が吹き込んできた。
圧倒されつつも、駐車場に向かう。
暗くて良かった。誰にも何も知られたくなかった。
説明する余裕もない。
連日から報道されている台風の接近で
外は風が音を立てて吹き荒れ
雨は横殴りに私の身体を叩く様に濡らした。
車に乗り込むと、急いでエンジンをかけた。
どこに向かうというのだろう。
行く所なんてないのに。
悔しさと絶望が押し寄せてくる。
たまらず、車を発進させる。
進む夜道は激しい雨が周囲をぼやかし
街頭の明かり、信号機のライトが窓に滲んだ。
街路樹がザワザワと揺れる。
対向車のライトの明かりが私を苛立たせる。
帰りたい。
でもどこに?
自問自答を繰り返す。
時計は深夜を過ぎたところだ。
離れたことで落ち着いている自分に気がつく。
喉が渇いた。
蛍光灯の明かりに引き寄せられるように
コンビニの駐車場に車を停めた。
雨は少し落ち着いた様だ。
私以外に停まっている車はいない。
あっメイクぐちゃぐちゃだ。。ひどい。
ルームミラーで自分の状態を見た。
メイクもそうだが色々と気がつく。
バックを置いてきてしまった。。
携帯は…上着のポケットを確かめる。
良かった携帯あった。
画面が光ると着信15件。。LINE未読が2件。。
すぐに画面を閉じた。
これからどうすればいいのか。
どうしたいのか。
考えなければならなかったが
もう暫くこの雨の中佇んでいたかった。
雨に佇むその人影は傘も何も挿さずにいた
雨に佇むその人影は何処か寂しそうに見えた
雨に佇むその人影は主の居ない影のようだった
雨に佇むその人影は雨が止むと共に消えていった
いつか、その人影に傘を貸す事は出来るだろうか…
雨に打たれるその人は自分と似た人影だった
空は曇り
『雨に佇む』
時は雨の音を聴いている
土に弾ける水の音
土に雨水が吸い込まれていく香り
空気が浄化されていくような
心も洗い流してくれるような
そんな 僕にとっての 雨の日
Episode.9 雨に佇む
カフェから出ると急に雨が降り始めた。
ついてないなあ。
そう言って、僕は踏み出した。
傘もささず、カッパも着ないで。
全身が一瞬にして水に包まれた。
冷たい、冷たくてしょうがない。
でもたまにはこういうのも悪くない気がする。
感情のまま動いて、雨に濡れて。
最期の目的地に辿り着くまでの間、色々な事を考えた。
今までの楽しかったこと、嫌なこと全部。
これからどうしたいか、どうしたかったのか。
考えるのも辞めてしまいたいくらい、面倒だったこと。
それももう、今日で終わりなんだ。
目的地に付いた。
そこは高く脆い崖の上で、海が一望できる。
どんより重たい曇り空に、溢れて止まない雨。
これならきっと、僕をたくさん包み込んでくれる。
雨に佇む僕を、きっと誰かは見たくなかったはず。
でも誰か1人でも望んで、美しいと思っているなら。
僕は、ふわりと宙を舞った。
これが、僕の"芸術"だ。
雨に佇む
百合注意
雨に佇む私は幽霊。
普段は空気中の水蒸気でその場に留まっているようなもの。
でも流石に雨とくれば、空気中の水蒸気の濃度も増し、あたりの水気も増すので私の存在感も強くなる。
やがて雨が長引けば長引くほど水でできた私の体は実体を持ち、他の人間と差程変わらない所まで存在感が上がった。
ただ1つ、雨の中傘のひとつもささずに佇んでいても濡れることは無いというところを除けば、人間と見間違えるだろう。
ふと、とあることを思った。
何故私は、雨の日だけ存在感が強くなるような特殊な幽霊になったのだろうか。
1人で考えていると、こちらに向かって足音が近づいてきたのでふっと顔を上げる。
そこに居たのはどこかで見覚えがある女の子だった。
彼女は私の前にしゃがみ込み、何かを置くとまた立ち上がる。
その立ち上がった瞬間、私はその子と目が合った。
彼女と目が会った瞬間弾かれたように蘇るのは過去の記憶。
それは、私が彼女に好きと伝えようとした日。この日もちょうど雨だった。
私が彼女に好きと伝えた瞬間、私の体はふっと軽くなり、それでいて重くなったような気もした。
この世界はちょっぴり他のところよりも特殊で、この世界では同性同士での恋愛はタブー。
同性愛が発覚した瞬時に、この世界の創造者樣である神樣が、禁止事項を破った者に対し、永遠の制裁を与える。
それは、好きだと言ったその日の天候の精霊となることだった。精霊になったものは、その天気の時にだけちゃんとした形を保って現れることができるが、その他の天候の時は空気も同然だ。
そうだ、私は今目の前にいる彼女に雨の日に好きと伝えたから、雨の精霊になったのだ。
とはいえいくら実体を持って現れるとは言っても精霊は精霊、人間に見えることは無い。
人間が見ることが出来るのは、精霊がひとつ上の存在になった時に授けられる【聖霊】という称号のようなものを持っているものだけなのだ。
目の前にいても触れることすら出来ない。そんな地獄だ
だから私は、雨に佇む。
雨に佇む
雨の中、佇む私の車。
車は私の帰りをただひたすら待つ。
どれだけ雨が激しかろうと、強風が吹こうと、私を待つ。
それに関して車は文句を言わない。
ドアを開け、車のシートに座る。シートが私を包む。
エンジンをかける。心なしかいつも嬉しそうだ。
アクセルを踏み家に帰る。
今日は、遠回りして帰ろう。
色んな景色を君に見せてあげたい。
今度の休みは、どこへ行こう?
いつか日本の端まで君と行ってみたい。
色んな音楽をかけて、色んな車とすれ違い、いろんな土地の空の下、君と走り回りたい。
時にはヒヤッとすることもあるだろう。クラクションを鳴らされたり、君が故障して動かなくなって私を困らせることもあるだろう。
でも、君となら私はどこへだって行ける。
そろそろ洗車をしてあげよう。
僕にとって車は道具ではない。照れくさいが親友だ。
雨が降りました。
奇跡、幸運の雨です。
勢いにびっくりして佇んでしまいました。
チャンスが流れていってしまいました。
巡りめぐってまた私の元に来てくれることを願います。
今度は傘をひっくり返してでも掴みます。
チャンスを。