『静寂に包まれた部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
静寂に包まれた部屋
私は帰りが遅く、一人暮らしなもので帰る時はいつも静か。
両親も遠いところに住んでるから1週間ぐらいなきゃここに来れない。
そんな生活に少し寂しさも感じてる。
翌日。いつものように夜に家に帰ると、ケーキと置き手紙が置いてあった。
手紙には誕生日おめでとうって書いてあった。
「私、今日誕生日だったな…えへへ」
静寂に包まれた部屋
通された部屋には、何もなかった
机と椅子。調べ物をするためのパソコン
休憩用だろう長ソファー
窓すらなく、背後の分厚い扉を閉めれば
何の音もない、静寂に包まれる
椅子に座り、精神を研ぎ澄ませる
創作活動とは自分との戦いだ
雑念を払うためにこの部屋を用意してもらったが
意外と静かすぎても集中できない
だけど、ここまでしてもらった以上
何らかの成果を出さなければならない
この原稿を書き上げるまでここから出ない
それは自分で決めたこと
この部屋はしばらく静寂を保っていたが
やがて私が叩くキーボードの音が響き渡る
窓を閉めて、扉も閉めて、明かりを消して、耳も目も全て塞ぐ。そんな何もない、空間、感覚が恋しくなる。
現実逃避に思われたりするかもしれない。いや、実際これは逃げているに過ぎない。
見たくない物から目を背けて、聞きたくないことに耳を塞いで、逃げて逃げて、逃げ続けることを何度もしてしまう。
もう少し前はもっと自分の世界は広かった。何でも出来たし、どこにでも行けた。
でも今は違う。この6畳の狭い部屋が自分の世界で、全てだ。誰にも踏み込まない、踏み込まれない自分だけの領域だ。
外が怖い。人が怖い。
怖がったまま何もできない、自分が怖い。
張りつめた帳に息を零したら
舟も少しは揺れるだろうか
/お題「静寂に包まれた部屋」より
学校に行ってる時嘘みたいに友達と話しまくって🗣️
いじられても変な空気にならないように面白ツッコミをして🤣
友達と話す時は笑顔でわすれずに☺️
最後まで友達に笑顔で「ばいばーいまたねー👋」
そう言ってお別れをする
今日も上手くやり遂げれた。
「ただいまー」
そう言って私は部屋に
「ふぅー、きょうもつかれたな、えがおでいれたかな、誰かが私のせいで傷つけてなかったらいい、、それだけで。」
目の前が滲んでいく。
「あ、独りだけ傷つけちゃった人がいた…」
静寂に包まれた部屋に響き渡る泣き声
※これはノンフィクションです
静寂の奥の何かに見詰められて、
相変わらずの猫背で、
繰り返すだけの日々から抜け出す術を探している。
全てを投げ出して、私はここにいる。
授業中、止まない人の声に嫌気がさして、私は逃げた。走り出した足は止まることなく、どんどん軽くなっていく。「あぁ、このままどこまでも行けそうだ」鞄を投げ捨てて、ジャケットを脱いで、踊るように前へ進む。家への帰り道、いつも通る橋の上で私は立ち止まる。いつもは騒がしいこの橋も、川の流れる音しか聞こえない。青い青い空に応えるように、私は川へ落ちていった。
。。。という夢を見た。六時のチャイムが響きわたる。「なーんだ、夢か。」そう呟いて、私はまた手に顔をうずめた。何時になっても、もう、誰の声も聞こえない。秒針の針の音が、静けさをより際立たせた。
「静寂に包まれた部屋」
静寂に包まれた部屋
あともう少しだけ、この穏やかな静けさに包まれて安らいでいたい。
たとえ時間が経つのが無意味だとしても。
この部屋を出たのなら、傷を負っても苦しくても、歩ききらないといけないから。
それでも時間はサラサラと無情に流れ落ちる
ああ、あと少し。
ひと時の安らぎを、不安に揺れる自分のこころが吹き荒らす
もう行かなくては。遅れて困るのは自分なのだから。
気がつけば静寂はこの部屋にも、もうない
【静寂に包まれた部屋】
椅子に括り付けられた両手首。口にガムテープ。両足首にロープ。空調の音しか聞こえない無機質な真っ白な部屋。デスゲームをするにしても人がいないし、モニターもない。スピーカーも監視カメラもない。何がしたいんだか。俺は御曹司でもなければ主要人物でもないし顔もよろしくない。本当に面白味のない一般人だ。それにこんな真似をしてくるとはとんだ変態だと思う。ストーカー?女の気配もないよ。男?部活の先輩と顧問ぐらい。正直、訳が分からないが暴れる気概もない。何がしたいんだろうなコイツ。夢だと思いたいが両手首と両足首の締め付けが現実を突き付ける。離してくれ。狙いは何だ。俺をどうしたい。
―
何時間経ったか。足先の感覚がない。マトモに座っていられない。船を漕ぐ様に身体が前後に揺らぐ。意識を手離すのに時間は掛からなかった。助けてくれ。一番最初に出てきそうなこの単語だけは最後まで出てこなかった。希死念慮?そんなもんないよ。ただ…目的が知りたい。それだけを思って白の部屋から黒の意識の底へ沈んでいった。
『静寂に包まれた部屋』
目が覚めると、そこは白い部屋だった。
机があり、ベッドがあり、ちゃんと外に出られるドアがある。
壁と床が真っ白なだけで、内装も家具も、何の変哲もないないものだった。
____音がない。その点以外は、普通の部屋だ。
歩いても、壁を叩いても、叫んでも、音が出ない。その部屋全体が、音というものを切り取って隔絶された空間だった。
ここがどこかはわからなかったが、なにせ鍵がかかっていないので、普通にドアから外に出られた。
開けた先は家の近くの麦畑で、振り返るとそこにはすでに何もない。
ほんの1分にも満たない、不思議な部屋の体験だった。
だがあの静寂の部屋を出ても、辺りの麦畑に人はいない。
弱い風がさわさわと麦穂を揺らしているが、聴覚への刺激はまったくこない。
____昔、おじい様から聞いた話。
「静寂の部屋」は、静寂に包まれた場所にのみ、なんの予兆もなく現れる。
何も起こらないが、人の心を安らげる……不思議な部屋。
たしかにそこは、本当に何も起こらなかった。
頭の中がやたらと騒がしく
心臓から血潮が溢れる音がする
耳を塞ぐように
声を上げてしまいたくなる
静寂に包まれた部屋
風の声も、虫の歌声も、何一つ音がない静寂に包まれた部屋。私はここからもう外へと出ることはできない。
静寂に包まれた部屋で、
君の目が覚めるのを待っていた。
日中は騒がしい教室も6時を過ぎると嘘みたいに静かだった。
木曜日の放課後は私にとって特別なもの。
だってサッカー部は休みなんだもん。
アイツは君とは帰らない。
友達に連行されていっちゃうからね。
そいう時こそデート行くんじゃない?
やっぱりあんな男辞めときなよ。
本当はそう言いたかった。
でも言わない。
アイツの話をする時の君がすごく幸せそうだから。
私から君との時間を奪った罪は相当重いけど、毎週のこの時間に免じて許してあげる。
君はトモダチ。それでいい。
でも君の一番はやっぱり私が良かった。
小さく揺れる君の寝顔に私の心も合わせて揺れる。
私の心はちっとも静かではなかった。
静寂に包まれた部屋
とても静かだ。毎日頭を悩ませていた耳鳴りが、嘘のように無くなっている。
全ての障害が取り除かれた今、俺を止めるものは何も無い。
目を閉じて今までの人生を思い返す。なにかと上手くいかないものだった。
高校で打ち込んでいたバスケは、いきなり交通事故に巻き込まれ夢を絶たれた。続け様に父が倒れた。心臓発作だったらしい。妹と俺を養うには母1人では手が足りない。進学は諦め、就職したが上司と全く気が合わなかったが食っていくためにその職にしがみつくしかなかった。その頃からか、毎朝耳の奥で不快な音が鳴るようになった。
生活がようやく安定してきたところで、今度は母が倒れた。過労だったらしい。一命は取り留めたが、母は寝たきりになってしまった。
耳鳴りは眠る時以外鳴るようになった。
睡眠薬で無理矢理眠る生活だった。それでも生活は苦しかった。
俺一人ならまだしも、妹も食わせていかなくてはいけなかった。母の治療費も稼がなくてはいけない。
妹は頭が良かった。ちゃんと勉強して大学に入ってちゃんとした職に就いて欲しかった。もはや、妹だけが生き甲斐だった。
そんな妹が無事に大学に合格した。2人で泣くほど喜んだ。もう反応をしてくれない母にも報告した。
妹が就職してしばらくして、男を連れてきた。背が高く、どこか父に似ている気がした。結婚したいと考えていると、幸せにするから、家族として、俺と一緒に母と妹を支えていきたいと訴える真剣な眼差しに、俺は快くOKした。
式は挙げなかったが、フォトウェディングにすると言うとこで妹のウェディングドレスを見ることが出来ると聞き、とても嬉しかった。
やっと肩の荷が降りた。そう思った。
写真撮影に向かう途中、妹とその旦那は事故にあい、あっけなく死んでしまった。信じられなかった。
それからはほとんど覚えていない。
妹の葬儀をして、母を療養型の病院に入れて、部屋には俺一人だ。
ああ、上手くいかない人生だ。
とても静かで、耳鳴りが消えてることに気が付いた。
笑みがこぼれる。なんで笑ってるのかも分からない。
静寂に包まれた部屋で1人、俺は眠りについた。
※静寂に包まれた部屋
本当の静寂に包まれるなんてこと
気が狂ってからじゃなきゃ
分かんないとおもうんよ
気が狂ってるけど
だって自分の心臓の音がうるさいよ
発狂した大声が響き渡るよ
壁を掻きむしった爪の血が滴り落ちるよ
ああ、もしかしたら
人間の意識が尽きた時に
静寂になっているのかもしれないね
※
アメリカ作家エドガー・アラン・ポーのファン
代表作「黒猫」
江戸〜明治時代に流行って
「黒猫不吉」の都市伝説を作った作家さんです。
静寂に包まれた部屋にはある兄弟がいた。
その兄弟は六つ子の男の子達だった。
その六つ子達は喧嘩をして黙って一緒の部屋にいた。
「………」
「…………」
一体なんの喧嘩をしていたんだろう…
自分で考えてみてね!
「静寂に包まれた部屋」
この部屋は、今、静寂に包まれた部屋だ。
すごく静かだ。
私は、スマホを見たり読書をし、久しぶりに1人で過ごして、一人の時間も大切だなと感じた。
これからも一人の時間を大切にしていきたいと私は、思う。
あー
、
わたしは
ここから
飛び降りようと思うんです
普通の一軒家
の
2階から
死ぬ気は無いけれど
かと言って
すごく生きたい気もしないけれど
多分ここからなら
運が悪すぎない限り
死なないと思ったからです。
人間というか
父というか
母というか
兄というか
妹というか
わたし自身といいますか、
もう何もかも
理解に及ばない存在になってしまったのです。
今日は一日中寝ていたのに
今は頭痛が酷くて
電気をつけるのすら
めんどくさくなってしまった
部屋が
妹が
つける
その
照明が
妙にウザったらしくて
泣きそうでした。
何もしないわたし
ですが
あした生きるという行為をするぐらいならば
時間稼ぎを
しようと
思ったのです。
死にたくは無いですが
仕事が終わってうちに帰る
「ただいま」
「…」
返事が返ってくることはもうない
きみがいた時は
ここが一番安心する場所だった
きみが何かをしながら
くちずさむ歌声が
聴こえなくなってもう半年
ぼくは前に進めているだろうか?
そんな風に考えてしまう
静寂に包まれた部屋にひとり
きみがいたあの日を思い出す
学生が引っ越して空室になったアパート。
患者さんが亡くなって空いてしまった病室。
建物自体が廃墟と化したビルの空っぽのテナント。
ただ留守にしてる部屋の静寂と、もう二度と住人が戻ること無い部屋は、やっぱり何かが違う気がする。
人の営みが止まってしまった寂しさや、時がもう進む事は無いのだという虚しさが漂うからだろうか。
いつか帰ってくる、いつか誰かが来るという期待や希望が空っぽの部屋に満ちていれば、この寂寥感はきっと気付かずにいられたのだろう。
誰もいない部屋の温度に、私は思わず両腕を抱えてさすった。
END
「静寂に包まれた部屋」