『風に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
風に乗って飛んできたタンポポの綿毛が肩にとまったと思ったら、黄色い服を着たちっちゃな女の子になった
驚く僕に女の子は言った
「こんにちは、私はタンポポの妖精よ」
小首をかしげた愛らしい笑顔
「ようこそ妖精さん、僕と少しお話ししませんか?」
けれども女の子は言った
「ごめんなさい、お話ししたいのはやまやまだけど、私は今、旅の途中なの」
次の瞬間、強い風が吹いて、綿毛はどこかへ飛んでいった
風に乗って
今日から高校生です。
本当は電車通学に憧れていたけど、
自宅から近いこともあって、自転車通学になりました。
上り坂もあって多少しんどいところもあるけれど、
桜が咲いている道で、帰りは桜を見ながら下るのが、
とても綺麗で良かったです。
そうそう。
クラスの男の子の中に、すごくかっこいい男の子がいて、その子も同じ自転車通学でした。
颯爽と桜の花びらの中を駆け抜けながら「また、明日」って声をかけられました。
突然のことで驚いたけれど、私も「また、明日」って。
でも私の声届いたかな。
風に乗って、届いていればいいな。
「風に乗って」
風に乗って鳥が翼を広げて飛んでる姿を見ると、
いいなー、気持ちいいだろうなーと思う。
私も風に乗って大空を飛んで、
どこか遠くへ行きたい。
空から大地を見たい。
これはただの現実逃避だと分かってるんだけど、
憧れる。
風に乗って
空を飛ぶよ
見たことのない世界へ行き
感じたことのないものを感じ
そして未だ会ったことのない人々と出会い
思い出を紡ぐ
日々を紡いでゆく
何気ないことでも
楽しいのだと
愛おしのだと感じ
今日を生きてゆく
そんな毎日を送っている
風に乗って、悪魔はやってきた。
オークションの目玉商品に天使は出品されていた。
‐風に乗って‐
♯50
手の中の夜はガリガリ更けミルに粗く挽かれるピーベリーの香
[風に乗って〕
いろんな香りがやってくる。
給食が嫌いだった。多すぎて辛かったからだ。
でも、なつかしい。
千の
【風に乗って】
coming soon !
風に乗って
今日は風と散歩でもしようかと思って外に出た。
風は今日は気分ではないらしい。
今日も外に出てみたけど、少しつめたかったから、部屋で過ごした。
今日も外に出てみた。
やっと振り向いてくれた。
めっちゃテンション高めだった。
でも、楽しかったな。
いつの間にか道端に咲いていたタンポポも、綿毛になっており、たまに風に乗って飛んでいるのを見かけるようになった。もうすぐ夏が来るなぁと思いつつ、綿毛が遠くに飛んでいくように、私もどこか遠くへ行ってみたいとも思った。
「二人でさ、いろんなところに行きたいね」
「そうですね、俺も様々なものを見てみたいです」
散歩している時にタンポポの綿毛を見て、彼とそう話した。彼と一緒なら、どこへ行っても楽しくなりそうだし、幸せなはずだ。
「私もあの綿毛みたいに、風に乗って飛んでみたいなぁ」
「おや、俺は少し困りますね。そこまでお転婆になってしまったら、貴方とはぐれてしまいそうです」
「大丈夫、あなたの傍からは離れないから。心配だったら手でも繋ごうか?」
そう言って私が右手を差し出すと、彼は照れくさそうな顔をしながら私の手を取った。
テーマ「風に乗って」
風に乗る
フヤフワと浮かぶ
そんな風に気楽に生きたい
見栄もない、いじもない
ただ、高見を目指せる
風に乗ってどこかに行きたいって皆言うけど、
風に乗ってどこかに行けたとして、
そこが望む場所とは限らない
それに風に乗ってどこかに行くなんてどうやって着地するんだよ
そんなふうに言ってたやつはもうどこにも行けない。
🦊
いま僕、夢を見てるんだ!
だって本当は雲になんか乗れないでしょ?
あんなに太陽が近いんだよ!
あ!あそこにみんながいる!おーい!!
空の上だから地上には聞こえないか……
ん?誰かが僕の手を掴んでる?
うわっ……!!
そうして私は目を覚ました。
そばにはみんなが泣き疲れて寝ている。
私はやっと理解した。
そういや私、さっき死にかけたんだった!!あぶな!
風に乗って、どこまでも行くことが出来たらな。
「どこに行きたいの?」
「うぅん、人がいない森」
「どうして?」
「人と関わるのが辛いから」
「へぇ」
貴方は特に深く聞くことも無く、ただ短い返事を私に投げた。
「貴方は、どこにいきたい?」
「うーん、貴方のそばにいられるならどこでも」
「なにそれ。じゃあ、私が風に乗って、遠くへ行ってしまっても、探してくれる?」
「もっちろんよ!」
そういう貴方の笑顔は、とてもまぶしかった。
この時期は
情報集め
警戒す
風に乗ってくる
そいつは黄砂
お題☆風に乗って
隣の彼女からふわりと柔らかな匂いがした。シャンプーか、柔軟剤か、香水か。わからないけれど、尋常じゃない程どきどきして、けれどそれを素直に口にするのはなんだかあまりにあまりで。少し考えて、結局そっと一歩離れて歩くことにした。
"風に乗って"
私はいつのまにか歩いていた。
目の前にはどこまでも続く草原。
風に乗ってかすかに歌が聞こえる。
その聞こえてくる方向に歩いていくと、1人の青年が歌っていた。
青年は私に気づくと、「君は、迷子?ここは君のいていい場所じゃないよ。帰る場所、わかる?」と聞いてきた。
わかるわけがない。いつから、どこからこの場所にいるのかすらわからないのだから。
首を横に振ると、「向こうの光が出ているところに行ってみて。君のいるべき場所はそこにあるよ」という。
ぺこりと頭を下げ、光の指す方へと向かう。
眩しいような光の中を通り抜けると、病室の天井が見えた。
そこで気づく。
『私は死にかけていたのだ』と
あの青年は私を助けてくれたのだ。
イケメン猫ちゃんは
踊りの魔法の風に乗る。
動作のひとつひとつには
暗号のように意味が宿る。
風を舞台に
パラダイムの芽吹きを告げ
初夏の瑞々しさをつかまえる。
「風に乗って」
あなたは今、何になりたいですか?
私は今、風になりたいです。
この春風となって、
尊い人の所へと会いに行きたいのです。
気安くあなたに触れている風が羨ましくて
繋がった空に浮かぶ雲を
見上げるきみの瞳に映りたくて
私は、あなたに会いたいのです。
会いたい 会いたい 会いたい
会いたい 会いたい 会いたい
2024.4.29「風に乗って」
風に乗って
言葉じゃ伝えられないことを風に乗せて伝えることができればいいのに。
自己解決しがちな僕は自分の意見を言えない。
自分の考えなんて色々工夫すれば自分でなんとかできるから。
無意識に相手を優先させている。
でもたまにない?
何も風を凌ぐものがない時に吹く風にあたると。
声が聞こえること。
風の声って言うのかな。
風が鳴いてるって言うのかな。
わかんないけど何かを感じる。
もしかして、これって僕だけ?
あなたは思ったことない?
風に乗せて想いを伝えられたらって。
普通に空飛べたら便利だなって。
時には何も考えずに風にあたってみて。
もしかしたら、声が聞こえてくるかもしれないよ。
『風に乗って』飛んでくると非常に困る物...それはスギ花粉。スギは風によって花粉を遠くまで届ける風媒花と呼ばれる植物。スギには何の罪もないけれど、花粉症の身にとっては花粉の飛散時期はスギの事を少し恨めしく思ってしまいます。
それに対して『風に乗って』飛んでくると嬉しい物...それは桜の花びら。服に偶然くっついたまま一緒に帰った時は、ちょっと嬉しい気持ちになります。きっとそれは、桜からプレゼントを貰った気持ちになるからなのかもしれません。
もっと考えれば『風に乗って』飛んでくる嬉しい物や困る物は色々ありそうですね。
〜お題『風に乗って』〜