夢野まち

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6/11/2025, 12:22:16 PM

優しさと冷たさの 両極端
雨音の感情に 私は翻弄される

その優しさは  やんわりと心を包むけど
その冷たさは  心を容赦なく切り裂く

その優しさは  私を生かすけど
その冷たさは  私を死に誘う

梅雨の時期 心が重く沈む時期
雨音に包まれ  同時にまた翻弄される

6/10/2025, 11:55:58 AM

君が美しいと呟いた この世界で
僕は 何を見つけられるのだろう?

僕には この世界が黒く見えていて
僕には この世界が壊れて見えていて

君の言葉の中にだけ 「美しい」が
詰め込まれているように 思えるんだ

この世界から 君がいなくなったら
僕は君の声を 探して彷徨うだろう

美しいとまっすぐ言える 君の声を

僕だけの世界には 求めているものは
何一つ存在しないのだから

6/9/2025, 10:23:47 AM

歓声のなか 小さな世界は
新たな可能性を 夢見させる
一歩先ゆく 勇気を与えてくれる

かと思えば 小さな世界は
翼を捥いで 逃げ道を奪い
未知なる未来を 不安定に揺らす

同じ世界の 裏表の道化顔
どうして いつも振り回すのか
答えは とっくのとうに
わかりきっているというのに

小さな世界は また時を止め
わたしは 自問自答を繰り返す

6/9/2025, 8:12:48 AM

振り返れば 二人ぶんの足跡
歩幅まで揃えている その景色

君と歩いた距離のぶんだけ
大切な思い出も増えていく

「これからもよろしくね」
「こちらこそ」

なんて 指切りげんまんの歌を
口ずさみながら
二人並んで 同じ歩幅で
前を向いて 歩いていく

6/6/2025, 10:36:44 AM

夢の中をかけ回る仔犬
その無邪気な尾を左右にふり
夢中でばたつかせる足が可愛いね

夢の世界は自由にみちている
仔犬もまた 夢の一部になり
現実のあれやこれ 忘れてさ
ただひたすらに地を蹴りつける

その小さな体はエネルギーの塊
夢は果てしなく広がり続ける
仔犬の足音がたんっ、と響くたび
景色は色彩をかえる

出会う友達はみんな新しいかお
一緒に遊ぶ時間は無限だ
わん、と吠えて誘うよ
さあ行こう、って

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