明良

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2/4/2025, 11:57:48 AM

祝いに、弔いに、発表に貰う花束はあまり好きじゃない。
崩れぬように持ち帰るのは気を遣うし鞄に突っ込めないし、邪魔だし、家に置くのにはこっちが花瓶用意して差し替えて、特に好きじゃない植物を置く。
虫が来そうとか、水を差替えないから枯れて水が汚れていくそれを、邪魔くさく思いながら倒さないようにスペースに気を遣う。枯れると、捨てるのが余計に億劫で。

すぐに捨てるのはひどいとか可哀想とか言われそうだから置いておいてるだけ。
何か贈らなきゃだけど思いつかないからとりあえず花束、と思われてる気がする。そんなことのために刈られる花の方が可哀想な気もするし、私のものとして、こっちが面倒見なきゃならないものとしておくりつけといて帰って捨てたら怒られるなんて、こっちが困った話だ。

そんなこと言えないし、かと言って何か欲しい訳でもない。ただ良かったよ、と言葉を貰えたら何でもいいし、何もいらないし、誰々さんは何かくれなかったなんて言わないのに。

【永遠の花束】

2/3/2025, 2:24:37 PM

また性懲りもなく期待しちゃうから、やさしくしないで

【やさしくしないで】

2/2/2025, 10:29:12 AM

「何それ、見せてよ」
見なきゃ良かったのに。いや、何が書いてあるか大方わかってたんだと思う。
隙をついて無理やり奪った小さな紙。
『Cうざくない?』『わかる』
可愛らしい動物のキャラクターに似つかわしい、交換手紙。Cって、私か。ばればれだよ。
黙ってそれを持って帰って、私は証拠のように持ち続けていた。
その年の末、私はその紙を燃やしてやろうか迷ったけど、こんなもののためにわざわざ時間や火を使うのは面倒で、普通に破り捨てた。

【隠された手紙】

2/1/2025, 11:50:46 AM

バイバイっていうことなくなったな

【バイバイ】

1/31/2025, 11:04:27 AM

旅の途中は穏やかだ。自分を知る人がいなくて、これから知られちゃうかどうかも自分次第。
前に本に、「自分探しの旅なんてものはちゃんちゃらおかしいことで、自分というのは他者との繋がりにおいて自覚するものだから、一人になったら余計にわからなくなる」とあったような。
自分忘れの旅、というらしい。
自分にとって、何の思い入れも苦い記憶もない場所。ここでは存在しない自分という役。
心がひどく穏やかだ。

【旅の途中】

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