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9/19/2025, 12:37:32 PM

【秋色】

揺れるすすき野、
深い深い夜空には、
ぽっかり浮かぶ金色の月。

あめつちに わが悲しみと月光と
あまねき秋の 夜となりけり

あなたは今、そこから私を慈しむのでしょう。

9/18/2025, 1:09:05 PM

【もしも世界が終わるなら】

もしも世界が終わるなら、何がしたい?
悔いを残さないために、全てを諦めるために。

私は…そうね。あなたに会いに行きたいわ。
強く、気高く、潔く、何の未練も残さず笑って逝った、私が愛し…あなたが愛してくれた私の目の前で、あなたは躊躇いのひとつも見せずに海に散った。

あなたの世界はきっとそこで終わりだった。
それなら私の世界の終わりには、あなたに会いに行ってもいいでしょう?

ずっと、ずっと…この時を待っていたのだから。

9/17/2025, 10:51:04 AM

【靴紐】

「靴紐が解けてる」

君が言って、歩を止める。
僕は屈んで紐をキツく結び直し、
差し伸べられた手を取り立った。

解けてしまったら直せばいい。
君と僕がそうだったように。

9/16/2025, 12:04:30 PM

【答えは、まだ】

たとえば10年間、名前しか知らなかった君。
話したこともなければ、互いの認識すらない。
けれどいつも心のどこかで残る君の名の音。

顔も、声も、昔の姿も、今の姿も、まったくなにも想像がつかなく、まるで妄想の中に存在する人のよう。
だけど、君が確かにいたという記憶だけは確かにあって、こうして君を想うと胸が仄かに暖かくなるんだ。

この気持ちの答えはいったいなんだろう。
答えは、まだ、わからない。けれど、わかったところでどうすればいいのかさえも、またわからない。

9/15/2025, 2:14:09 PM

【センチメンタル・ジャーニー】

そうだ、あなたの好きだった海に行こう。私は山が好きだったから、いつも喧嘩ばかりしていたね。
でも、もうそんな喧嘩すらできないから、あなたの好きだった海に行こう。

温い潮風、耳につく潮騒、寄る波辺を歩いて…。
ここをあなたと歩いていたら、もう少し何かを感じられることができたのだろうか?

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