#最初から決まってた(2024/08/07/Wed)
最近不思議な夢をよく見る
初めて見たのは、いつだろうか
かのじょの膝枕での悪夢の少し後
らっぱが鳴り響く美しい広場で
決意に満ちた表情の彼女がいて
まわりには誰もいない
つよいことばで彼女が話す
てだしは絶対に許さないと
たちまち霧が彼女を隠す
太い光の柱が現れて
陽光に目が焼かれるように見えなくなる
鐘が突然鳴り響く
のはらに立っていた
音は割れて耳が痛かった
つぎには打って変わった静けさの中だった
まちは遠く、鳥の声すらない
らっぱが響く広場は遙か彼方のようだ
なきごえが聞こえてきたが、それは
いつの間にか泣き始めた僕だった
こんなのは嫌だと泣いていた
とても耐えられないと
でぐちは、帰る道は何処と
もう帰れないのかと
目を開くときまって涙が溢れていた
がまんしようにも夢を見ているから
覚醒するまではどうにもできない
めんぼくないと恥じ入ってしまう
るり色のワンピースの彼女がいた
まいにち来てくれて嬉しい
でんしゃで遠くまで
病院の窓からは空がよく見えた
室内は空調が効いているが陽射しで暑い
いつかの悪夢の後、事故にあって入院
それ以来、彼女は僕を守るかのよう
そばにいてくれる事が増えた
****強引でした (ーvー:)
#明日、もし晴れたら(2024/08/01/Thu)
明るい空が恋しくなる程続く曇り時々雨
日曜日はどんな天気になるのかな
もう充分降ったよ、雨
しっかり以上に大地は潤ったよ
晴天が湿りきった心を乾かして欲しい
れいぼうの除湿よりも、やっぱり天日干し
たくさんやりたい事ある
らいぶなんか最高じゃない?野外ライブ!
雨傘じゃなくて日傘をさしたいと
彼女がつまらなそうに空を見ていた
海と山、どっちで日傘をさしますか?
#だから、一人でいたい。
(2024/07/31/Wed)
だまりこんで不機嫌そうな彼女に聞いた
何かあったの?
かなり困っている風なのに話しにくそうだ
何でも言ってくれて良いのに
らんどりーで無くし物をしたそうだ
何を無くしたのか聞くが言ってくれない
一人 よりふたりが見つけられないかな
何処辺りを探そうか
でぐちの近くだと思うと言う
何の形か教えてよ
いっても怒らない?と聞いてきた
何で怒るの?怒らないよ
たいむましん て、え?
何?もしかして指輪?
いいにくそうに頷いた
何かと思えば、よし!見つけなきゃ!
意外とすぐに見つける事ができて、彼女はほっとしたようだ。
やっぱり頼りになるね だってさ
ねえ、わたしだけで出来なくてもあなたと二人なら出来そうな気がするの。
ふたりで一人、みたいな?
素直に真っ直ぐ僕を見つめる瞳は
とても澄んでいて、僕は少し照れた
#嵐が来ようとも(2024/07/29/Mon)
嵐になるらしいと、予報が出された
天気崩れるんだ 残念だなあ
がめんには低気圧の雲が映っている
無理しちゃダメだよね
こんどの休日はデートしたかった
そうだよね わたしも
よていは未定、とも言うし
また何か考えよう 楽しみが延びただけ
うれしい事ならいくらでも思いつく
ふたりで考えたら二倍以上
とくべつな事も沢山できる気がする
うん たくさんしたいな
もちろん 絶対にできるよ
そうだね できるように我慢だね
悪天候に大事をとってデートは延期
それでも僕たちは大丈夫
次にもっと楽しむ事を考える時間にする
#お祭り(2024/07/28/Sun)
お神輿が賑やかなお囃子と共に練り歩く
まちに待った日にわたしはそわそわ
ついにお披露目する浴衣姿
りんりんと鳴るのは扇子に付けた鈴
わたしの弾む思い
伝わるかな