たかなつぐ

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5/12/2024, 10:14:22 AM

テーマ『子どものままで』

子どもと大人の境界線って、どこなんだろう
子どものままで大人になった感覚があるから
いったい今、自分が大人なのか子どもなのか分からない

本当は、子どもと大人に境界線なんてなくて
どっちも混じり合ったまま
人は生きていくのだと思う

大人でも子どもでも関係なく
自分らしく生きていけたらいいな

5/8/2024, 10:09:34 AM

テーマ『一年後』


一年後までに叶えたいこと
・小説投稿サイトで小説を二本連載する
・半年に一本長編小説を完結させる
・月に五万円のインセンティブ(報酬)を得る
・年に一度、とびきり美味しい海鮮を注文して家族で食べる
・鼻炎による?嗅覚の不調を治す

4/24/2024, 11:30:36 AM

【テーマ『ルール』】


 生まれた生命はいつか死ぬ
 それが、この世界で唯一絶対のルールだ

 

お世話になっている家の飼い猫が亡くなった
腎臓病を患っていたらしく
亡くなる数日前から水とご飯を拒否するようになり
最期は飼い主であるお母さんの見守る中
深夜3時に亡くなった

私自身、ちょくちょく世話をさせてもらう間柄で
幸運にも当日に予約を取れた火葬場で
お母さんとその息子である彼氏、そして私の3人で見送った

両親の祖父母も健在で
これまで誰かの死に触れる機会のなかった私は
死んだばかりの猫の亡骸が
まったく眠っているようにしか思えなかったことと
呼吸の上下がなくなったことで
そこに魂が入っていないと
直感的に理解させられたことへのギャップに
自然と涙が溢れていた

葬儀から帰って、ぐったりと帰宅した翌日
私は心身ともに倦怠感を覚えた
飼い主に対して気を遣ったこともあるだろうが
なにか、自分の中で根本的な何かが
崩れていったような予感がしている

それがなにかは分からない
ただ、一つ思ったことがある
全生命が皆、亡くなったネコと同じ
骨になる最期をたどるなら
皆、いつかは息を引き取るならば
今際のきわで後悔のない生き方をしたい

生前と同じ光を灯した瞳と
あの冷たい肉体の温度を
私はきっと忘れないだろう

死という概念の断片を体感させてくれた猫さんと
この文章をアウトプットさせてくれた
私の体と神経回路に感謝して
この瞬間からまた、生きようと思う

2/24/2024, 9:11:43 AM

テーマ『太陽のような』

太陽は太陽だけでいい
太陽みたいな存在なんて、人間関係でいらない

隣りにいたら眩しいし熱いし
焼け焦げてしまうから

そっと隣りにいてくれるだけで
心が落ち着くような人がいい

そよ風みたいな
ささやかに頬を撫でる指が好き



テーマ『Love you』

バレンタインと同じ月だからか
Loveと聞くとあの
甘ったるいチョコレートを思い出す

別に愛は甘くなくていいのになって
時々思う

辛くたって苦くたって
しょっぱくたって

それはそれで愛のカタチなんだから

2/22/2024, 9:37:26 AM

テーマ『同情』

「辛かったよね」なんて、普段から人に囲まれてるあんたに
何が分かるっていうの?

人気者に、日陰者の気持ちなんて
分かるはずないでしょ

眩しいあなたがそばにいるだけで
私の心の闇は一層深くなる

私のことを思うならどうか
放っておいてほしい

これ以上私に、惨めな思いをさせないで

…でも、寄り添おうとしてくれて
ありがとう

分かってもらえなくて辛かったの
でもよく考えたら、誰だって

相手のことを完全に理解するなんて
不可能なんだよね

人気者に見えるあなたにも実は
心が翳る日だって、あったかもしれないのに

私、勝手なこと言ってごめんね

…また、一緒に遊んでくれるの?
ふふっ。本当にあんたは

お人好しなんだから



テーマ『0からの』

絵が上手いあの子が羨ましい
頭の良いこの子が羨ましい
足の早いあいつが羨ましい
容姿が整ってるそいつが羨ましい

わたしは何も無い
得意なことなんてない
他が100なら、わたしは0だ

授業中。気まぐれに、ノートの最後に
短編小説を書いてみた
ありきたりな、お姫様と王子様の
キスでハッピーエンドになる話

ページを破ってゴミ箱に捨てた
馬鹿馬鹿しい。こんなものを書いて何になる?

けど、時間が経つうちに
なんとなく、あの物語が恋しくなった

ゴミ箱に手を突っ込んで
ぐしゃぐしゃにしたページの切れ端を探す
…無い。掃除で出たホコリやチリしか入ってない

そういえば、今日はゴミ出しの日だった
ゴミ袋を持った生徒は見当たらない

もう袋の口を縛られて、持っていかれたのだと悟る

…捨てなきゃよかった
あの小説は、わたしにとっての「1」だったんだ
ずっと0だった自分が、初めて
100分の1だけ満たされたカタチだった

捨ててしまったから、また0に戻った
虚しさで胸が一杯になる

けど、虚しさだけじゃなかった
何故か、闘志のようなものも湧いてくる

もう二度と、作品をゴミにしたりしない
もう一回、今度はもっと面白い話を書いてやる!

「0からの出発だって、必ず1になれるんだ」
それを知ったわたしは
なんだか、無敵になった心地で廊下を歩きながら
頭の中で動き始める、次のキャラクターたちを眺めるのだった

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