谷間のクマ

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5/14/2025, 9:23:36 AM

《記憶の海》

余力があれば書くかなー

2025.5.13《記憶の海》

5/13/2025, 9:25:34 AM

《ただ君だけ》

書けたらそのうち書く!

2025.5.12《ただ君だけ》

5/12/2025, 10:02:33 AM

《未来への船》

「ん、珍しいな、お前がテレビ見てるの」
 とある週末の午後9時過ぎ。俺、齋藤蒼戒が風呂上がりに双子の兄の春輝に一言声をかけておこうとリビングに行くと、珍しく春輝がテレビを見ていた。いつもならこの時間は掃除やら洗濯やら片付けならしてるんだが。
「ん、ああ蒼戒。ごめんごめん、ちょっと続きが気になっちまってよー」
「偶にはいいんじゃないか。明日休みだし。ところでそれ映画か?」
 俺は濡れた髪をわしわし拭きながら春輝の隣に座る。
「ああ。いつもみたいに9時前のニュースと天気予報見て消そうと思ったんだけど何かの拍子にチャンネルが切り替わっちまったみてーで……」
「それでつい見入ってしまった、と」
「そゆことー。ほら、有名なハリウッドの海賊映画」
「ああ、あれか。そういえば見たことなかったな」
「だよなー。有名だから気になってはいたんだけど見る機会なんてねーし」
「そもそもうちはほとんどテレビを見ないからな」
 せいぜい朝と夕方、あと9時前のニュースと天気予報と言ったところか。まあそのあたりはラジオでも賄えるし数日テレビを付けないのも珍しくない。
「そうなんだよなー。映画なんて何年見てないんだか」
「さあ……」
 そんななんてことないことを話しながら俺たちはのんびり映画を見る。
「しっかしすごいよな……、海賊って……。怖くないのかな、こんな嵐」
 しばらくして、春輝がポツリと呟く。
「確かにそうだな。俺は嫌だが」
「だろうなー。乗るならもっと穏やかな日で、フェリーとかがいいな」
「フェリー、か……」
 乗ってみたい、とは思わないけれど。
「見てはみたいな」
 あんな大きなモノが海の上に浮かんでいる姿は、きっと壮大な光景なのだろう。
「それじゃあ今度見に行くか!」
 春輝がパッと笑顔で言う。
「水を差すようで悪いがどこへ? 長野県には海がないぞ」
「あ、確かに……。で、でも湖があるぜ!」
「湖にフェリーがあるのか? 琵琶湖ならともかく諏訪湖だぞ?」
「うっ……、確かに……。それじゃあ今度海行ってみるか!」
「いつ? どこへ? 繰り返すが長野には海がないから1番近いところでも数時間はかかるぞ」
「うーん……、ま、なんとかなるだろ!」
「お前はその楽観的すぎるところをどうにかした方がいい……。まあでも、行ってみたいかもな」
 大量の水に、少し恐怖を感じてしまうけれど。見るだけ、なら。
「よし、絶対行こうぜ!! そーいや商店街で福引きやってたよなー。あれの一等、確か沖縄旅行だったよなー」
「お前が言うと本当に当ててきそうだ」
「おう! あれ当てて沖縄行こう!」
「当たったらなー」
 俺は面倒になって適当に返して映画に意識を戻す。
 余談だが、この数日後、春輝ではなく夏実が沖縄旅行を引き当て、明里が知り合いから別の地区の福引きで当てたという沖縄旅行券を貰い、結局いつもの5人で沖縄旅行に行くハメになるのだった。
(おわり)

2025.5.11《未来への船》

5/11/2025, 10:05:49 AM

《静かなる森へ》

書けたら書く!

2025.5.10《静かなる森へ》

5/10/2025, 10:00:10 AM

《夢を描け》

『それじゃあ今日の授業では将来の夢について自由に書いてみましょう!』
 そう言われたのは、いつだったか。もう10年は前のことだったと思う。
 そんなことを年末の大掃除の途中で出てきた古い画用紙の束を見ながら俺、齋藤蒼戒はふと思う。
「蒼戒ー、そっち片付いたー? ……ってうわー、懐かしー! いつのだっけ、それ」
 そう言ってひょっこり顔を出したのは双子の兄、春輝。
「いつだったかな……。小1とかその辺だったと思うが」
「とりあえず小学生だったよな。つーかこれまだ取ってあったんだ……」
「確かにな。とっくにどんど焼き送りになってると思ってたんだが」
「だよなー。母さんの仕業だぜ、間違いなく」
「だろうな。ちょうど出てきたことだし来年のどんど焼きにでも出すか」
「いや取っといた方がいーんじゃねーの? もう10年は置いてあったわけだし」
「そうか? 俺はこの絵、あまり好きじゃないから……」
「ああそっか。

続きはあとでちまちま書いてきます!

2025.5.9《夢を描け》

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