#光と闇の狭間で
優しい顔をした悪魔
無表情の天使
惑わされるほど
もう子供じゃないと
耳を塞ぎ眼を閉じて駆け抜けた
愚かさを認めたくなくて…
それでも今更に思えば
全てがジグザグに示された道標
決めたのは自分だったはず…
誰かの言葉
誰かのせいにするなよ…と
私の中の影が笑った
生きてることの罪深さを
吐き捨てるように…
#距離
恋の始まり
あなたを遠く感じてた
いつのまにか気がつけば
あなたはいつもそばにいて
私の世界の一部になってた
あなたとの繋がりを距離で言うより
時間の流れで語ることが自然になってた
私はあなたの世界の一部
楽しい時間は夢のように流れる
二人にいつか
あたりまえというすり込みが
小さなズレを運んできた
時間はゆがみ
ひとのこころは距離を空け
時間をやがて遠ざける
恋が時間を維持できなくなった時
あなたもわたしも疲れ切っていたの
距離を置いて取り戻せたものがある
距離の中に解き放ったものもある
距離と時間の中に
ひととひとの繋がりの物語り
生きてる世界には
それぞれの心地良い間隔があることを
あの日私たちは思い知らされた
#泣かないで
忘れたっていいの
無かったことにしてもいい
私のためになんて
苦しまないで
貴方だけには幸せでいて欲しい
その微笑みを消したくないから
だから最後は
サヨナラも言わずに別れて行くよ
泣かないでね
泣かないで…
わたしを許さなくていいから
愛だけ抱いて生きてゆくから
#冬のはじまり
時が駆け足で過ぎてゆく
言葉が白く風に舞う
ほんの少しキミとの距離が
近づいただけでも
嬉しさが込み上げて来る
街には大きなもみの木が
綺麗に飾られて
遠くからの鈴の音が近づいて来るのを
待ってる
少しだけ冷えてきた指先
キミのポケットの中
キミの右手に誘われて…
今年も六花の舞う季節を二人
優しさを分け合いながら
凍てつく星あかり見つめてる
#終わらせないで
窓の向こう
白い世界が
音も無く広がってゆく
君が弾くショパンの調べに
六花の舞
ずっと観ていたい
優しさの温度は夢へ誘う
降り積もる悲しみ
降り積もる優しさ
溶かしてはまた音さえも消してゆく
長い長い白い季節は
キミの悲しみさえ
花にかえてゆく
ずっと ずっとこのまま
きみのそばで