遥遊

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12/2/2023, 10:25:10 AM

#光と闇の狭間で


優しい顔をした悪魔

無表情の天使

惑わされるほど

もう子供じゃないと

耳を塞ぎ眼を閉じて駆け抜けた

愚かさを認めたくなくて…

それでも今更に思えば

全てがジグザグに示された道標

決めたのは自分だったはず…

誰かの言葉

誰かのせいにするなよ…と

私の中の影が笑った

生きてることの罪深さを

吐き捨てるように…


12/1/2023, 11:11:22 AM

#距離


恋の始まり

あなたを遠く感じてた

いつのまにか気がつけば

あなたはいつもそばにいて

私の世界の一部になってた

あなたとの繋がりを距離で言うより

時間の流れで語ることが自然になってた

私はあなたの世界の一部

楽しい時間は夢のように流れる

二人にいつか

あたりまえというすり込みが

小さなズレを運んできた

時間はゆがみ 

ひとのこころは距離を空け

時間をやがて遠ざける

恋が時間を維持できなくなった時

あなたもわたしも疲れ切っていたの

距離を置いて取り戻せたものがある

距離の中に解き放ったものもある

距離と時間の中に

ひととひとの繋がりの物語り

生きてる世界には

それぞれの心地良い間隔があることを

あの日私たちは思い知らされた





11/30/2023, 10:25:25 AM

#泣かないで


忘れたっていいの

無かったことにしてもいい

私のためになんて

苦しまないで

貴方だけには幸せでいて欲しい

その微笑みを消したくないから

だから最後は

サヨナラも言わずに別れて行くよ

泣かないでね

泣かないで…

わたしを許さなくていいから

愛だけ抱いて生きてゆくから

11/29/2023, 12:51:47 PM

#冬のはじまり


時が駆け足で過ぎてゆく

言葉が白く風に舞う

ほんの少しキミとの距離が

近づいただけでも

嬉しさが込み上げて来る

街には大きなもみの木が

綺麗に飾られて

遠くからの鈴の音が近づいて来るのを

待ってる

少しだけ冷えてきた指先

キミのポケットの中

キミの右手に誘われて…

今年も六花の舞う季節を二人

優しさを分け合いながら

凍てつく星あかり見つめてる

11/28/2023, 10:36:52 AM

#終わらせないで

窓の向こう

白い世界が

音も無く広がってゆく

君が弾くショパンの調べに

六花の舞

ずっと観ていたい

優しさの温度は夢へ誘う

降り積もる悲しみ

降り積もる優しさ

溶かしてはまた音さえも消してゆく

長い長い白い季節は

キミの悲しみさえ

花にかえてゆく

ずっと ずっとこのまま

きみのそばで



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