Sirius

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12/1/2025, 12:55:01 PM

学校が終わり、トレーニングが終わった。
空はもう暗く、寮に入ると疲れた顔の同期たち、先輩、後輩たちとすれ違った。

もちろん、私も疲れた。けれどもっと強く、速くなりたい。あいつに、あの子に追いつくために。いや、追い越すために。

そして再びジャージに着替え、寮の外に出た。ひんやりと肌を突き刺すような冷たさ、少し息を吐くと白く濁る。空を見上げると澄み渡る星空。
さぁ、私だけの追加トレーニング開始だ。

最速を、1番を目指すために。あの星たちに手が届くほど、速く駆けるために。

11/30/2025, 10:40:47 AM

『伝説』をただひたすら辿って駆けてきた。

けれどその旅路はあまりに無謀で、「届きそう」という言葉すら零せないほど遠すぎた。

そして君と出会い、競った。
自然と以前より前へ自由に、大きく駆けることが出来た気がした。



好敵手ーーライバルである君と競い合っているうちに、いつしか「伝説を越えた存在」と呼ばれるようになった。
あの業界を去って尚私の名、君の名は語り継がれているらしい

さぁ、始めようか。新たに君と紡ぐ物語を。

新たに私たちをも越える時代を創る者たちに、
伝説を───継ぐものたちへ

11/26/2025, 10:11:30 PM

“『いつか』時代を創る者が現れる。私たちの時代の遥か遠くの未来で”

その『いつか』は此処にあったんだね



───ならば、私たちは君たちの時代を創る手助けをしようじゃないか。
大きく、広く、素晴らしい時代を作ってくれ

私たちはその為に全力で支え、私たちと君たちの時代を繋ぐ架け橋となろうではないか。

11/25/2025, 12:38:33 PM

ただ強くなるため、いや早くなるために走る。

銀杏並木を、イチョウが、紅葉が、葉が歩道に落ちた、落ち葉の絨毯を。


その絨毯を辿るように、何か別のものを…あるいは憧れの存在を追いかけるように夢中で走る。
この道の先にあるゴール、そして伝説を越えたその先目指すようにーー。

11/23/2025, 11:39:56 AM

淡々とトレーニングをこなした
ただ無心で、必死で知識を蓄えた

好敵手のライバルの、敵の弱点、得意、走法、特徴全て


けどどれだけトレーニングをこなしても、どれだけ知識を頭に詰め込んでも、あの子には勝てない。
何が違う?何が劣っている?

私は、これまでの時間を捨ててでも全てレースのために、走るために費やしてきたのに。

でも、私は気づいた。あの子は、ただ懸命に、健気に楽しそうに走っていた。ただそれだけだった。

けれど私には無くてあの子には確かにそれがあった。

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