ガス灯のやわらかな橙色が
心の奥にじんわり沁み込む
時間は忙しなく流れるのに
この景色は何も変わらない
いつも此処にあるのは憂い
微かに立ち込める潮の香が
思いを一層強く感じさせる
誰かが置き忘れた哀しみも
静かにそっと心を濡らして
嗚呼今日も僕はこの世界を
『街の明かり』
天の川
ゆらゆら
笹の葉
さらさら
星の色
きらめき
星たちがかけた魔法は
時のながれを遅らせて
永遠の色をした長い夜
会いたくて会えなくて
待ち侘びたふたりへの
甘くはかない贈りもの
『七夕』
ともだちとは
きがついたら
となりにいて
わらいあって
ふざけあって
たすけあって
たかめあった
しんゆうとは
かなしいとき
ともにないた
どんなときも
いつもそばで
ささえあった
わたしたちは
おとなになり
ちがうみちへ
いろあせない
あのひのこと
こどものまま
かぜにのせて
『友だちの思い出』
夜に小さく窓を開ける
冷んやりした風と共に
カエル達のリサイタル
星が流れていないかと
確認して眠りについた
好きな人と見上げた空
友達とふさげあった夜
どんな夜空の星よりも
美しかったと思うのは
あのちいさな町の景色
遠い記憶の中のページ
『星空』
あんなこと
こんなこと
どんなこと
みえてるの
よのなかの
うそまこと
かみさまは
そばにいて
にんげんを
みているよ
そのいろを
みているよ
しんじてる
しんじない
しんじつは
きみしだい
『神様だけが知っている』