笑って
泣きべそなんて、
さよなら!
苦しくても
辛くても
心で泣いても
でも、笑って
顔を上げるの
ため息をついたら
幸せが逃げる?
そんなことない、
溜まった息を吐き出すだけ
さぁ 笑って
泣きべそなんてさよなら!
#スマイル
そばかすなんて気にしない、明るい前向きな女の子が主役のアニメの
主題歌をふと思い出したので……
どこにも書けないこと
書けないから、
墓場まで持っていく。
#どこにも書けないこと
振り向けばずいぶん遠くへ来たね
前を向いて歩いてきて
足跡をつけて
いろんなものを身につけた
小さな視界から、
大きな視界へと変わった
たまに笑って 泣いて
石ころにつまずいて転んで
動けなくなったりして
悲しかった
辛かった
それでも、顔を上げて
また立ち上がって歩き出す
前に進んでいく
困難な道 気楽な道
いろいろある
でも分岐はいくつもあって
選ばなきゃいけないけど
それでも前を向いて
歩く 進む
道草したっていい
休憩したっていい
それから新たに歩き出せばいい
足跡はきっと後からついていく
旅路の果てはまだ見えない
まだ見えなくていい
#旅路の果てに
#あなたに届けたい
ミッドナイト
ミッドナイトって、真夜中だよね。
真夜中……
真夜中すぎの恋
安全地帯!
あの歌って、内容はほどよくエロいけど(笑)
疾走感あって歌いやすいんだ〜大好き☺
あぁ、君。
こんなところで何をやってるんだい?
「……何って……?え?ここ、どこ?」
知らずに来たのか。
「……そうみたい?」
そう、キョロキョロと見るな。
そんなにここが物珍しいのか。
「あ、あの、ここ……これって、夢?」
夢だと思うのかい?
「だ、だってここ真っ黒だもの。なんか普通じゃないし。それにいきなり、君って呼びかけられたもの。夢じゃないの?」
ほう?
意識はしっかりしているようだな。
「どういう意味」
褒めてるのさ。
「褒めてるって……て、いうかあなた誰?」
さぁ、誰だろう?
「まぁ、夢だから誰でも良いけど、でも私はあなたのこと知らないから」
夢というのだから、これは君にとっての夢なのだろうな。
「だから!これは夢でしょう……っ!!」
——もう、そろそろ目覚める頃か。
「だからぁ、」
なぁ、君。
現実は夢じゃないし、夢も現実じゃない。
だが目覚めればどちらでもない。
君が目覚めた時どう感じるのか君自身に問いかけるんだな。
「あなた……ホントに誰なの?」
僕か?
僕の名前は、
「……ッ!」
突っ伏した両腕から、ガバッと顔を上げた。
外に面した窓から微風が吹いてカーテンを揺らしていく。
夢見心地でぼう〜っとする。
両腕に何やらを敷いている感触に目を下げた。
読みかけのお気に入りのマンガだ。
ちょっとだけくしゃくしゃになっている。
あっ、そうか。
マンガを読んでて、いつの間にかうたた寝をしてたみたい。
なんか変な夢を見た。
そこは真っ黒な空間で、知らない人が出てきて私はその人と喋っている夢。
夢なのに変な感じ。まぁ、夢だから別にいいや。
それより、くしゃくしゃになったマンガを眺めて、これ、もう元に戻らないな〜なんて思ったら悲しくなる。
とっても好きなマンガなんだ。
内容は、黒衣の美形探偵がいろいろと怪異にまつわる事件を解決する怪奇マンガだ。
「あれ?」
ふとマンガを見た。
黒い背景のコマ割りと会話、何回も読んだ。
なんだろう?
なんだか、
見慣れてるのに……これ、なんだか、さっき見た夢の内容に似ているような。
『僕か?
——僕の名前は、夢幻、夢幻魔実也というのですよ』
『こんな夢を見た』
*夢幻紳士というマンガをネタにしました。
「お手をどうぞ?お姫様」
いたずらっぽくそう言って、恭しく手を差し伸べると貴方はニコリと微笑む。
今晩、社交界デビューの私はちょっと躊躇いながらその手に手を重ねた。
そして重厚な扉の前でその時が来るのを待つ。
中では、貴族たちのざわめきとオーケストラの楽曲が漏れ聞こえてくる。
「どうした?緊張してるの」
私は口にするより先に頷いた。
ここに来るまで、この日のために礼儀やマナーを叩き込んだ。ドレスもアクセサリーも新調した。
でも。
想像以上にとても華々しくてきらびやかで、気後れしてしまう。
私と同じデビューする令嬢たちと比べてしまう。
「ふ、誰でも社交界デビューは緊張するものさ」
まっすぐ前を向いたままそう言った。
「とはいっても、この扉の向こうへ行けばそうも言ってられなくなる。そう、頭が真っ白になってね?」
貴方が私を見てウィンクを寄越す。
あまりの言葉に私は苦笑する。
「何それ?」
そんなごまかし方ってある?
「ミストラル伯爵、及びソラリス伯爵令嬢、ご入場!」
扉の両端で待機していた兵2人が扉を開く。
「さぁ、頭が真っ白なまま行こうか」
眩い光を放つ扉の向こう側へ優雅に貴方が私の手を引く。
あぁ、なんだか、もうどうでも良くなってきた。
こうなったら頭が真っ白でもいいわ。
「えぇ。」
私は微笑む。
特別な夜はこれからなのだ。
お題 特別な夜