米粒の逆襲

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7/2/2025, 12:07:52 PM

クリスタルみたいだった。
君の眼差しも、触れた指も。

綺麗すぎて息を呑んだ。
壊したくなくて、言葉を飲んだ。

だけど静かに
あの日、音を立てて
何かが砕けた。

7/1/2025, 4:04:11 PM

夏の匂いがした。

それだけで、胸がざわついた。
君と歩いたあの午後が
まだ、どこかに残ってる気がして。

セミの声も、陽炎も、
今はただ、静かすぎるこの部屋で

忘れたふりをした記憶が
そっと揺れた。

6/30/2025, 10:24:07 AM

カーテンが揺れた。

朝でも夜でもない光が
2人をぼんやり包んでた。

隠すほどのことじゃないけど
誰にも見せたくなかった。

あの静けさも、ぬるい空気も
全部、あの部屋に置いてきた。

6/29/2025, 11:39:35 AM

青く深く、沈んでいく。

君の言葉が
水みたいに、胸の奥まで染み込んだ。

痛みも、優しさも、きれいに混ざって
もうどこから涙かわからない。

それでも今日も
青く深く、君を想ふ。

6/28/2025, 12:33:32 PM

夏の気配がした。

風が少し匂いを変えて、
君の名前を運んでくる。

思い出すのは笑った横顔と、触れた指先の温度。
まだ、残ってる気がした。

季節は変わるのに、
心だけあの夏に立ち止まったまま。

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