千蔭

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11/30/2024, 2:15:53 PM

「泣かないで」

声を殺して泣く君にそう言うことが
正しいとは思わないけれど
心に棲みつく悪魔の訴える昂揚感を
ただ抑え込むのに必死で
その言葉しか出てこなかったのだ

11/16/2024, 5:32:06 PM

「はなればなれ」

離れていてもずっとなんて
綺麗な嘘は吐けないから
今 私を縛る想いが
いつか君を呪うように
たったひとつの言葉を囁いた

11/15/2024, 12:22:15 AM

「秋風」

ひやりとした空気が頬を撫でる
どっちつかずで優柔不断で
この空はまるで私みたいね
あなたの隣は息がしやすかったけれど
もう私をおいて行ってしまうのでしょう
眩い赤黄の葉とともに風にのせて
ここではないどこかへ連れ去ってほしかった

10/23/2024, 3:48:42 AM

「衣替え」

さらりとした麻のワンピース
風に透けそうなほど薄いブラウス
熱の眩しさとともに夏を脱いだら
きっとあなたも私のそばからいなくなる

9/30/2024, 9:58:26 AM

「静寂に包まれた部屋」

君といたあの日は
狭くてたまらなかったワンルーム
君がいなくなった途端
どうして冷たくなってしまったの

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