2/2/2026, 12:28:28 PM
画面の向こうのあなたが笑う。記憶の中のあなたよりも立派に成長したあなたが無機質な鉄の箱に映る。
ピタリと画面に手を添えるも、画面の向こう側には何も干渉せず。ただ液晶に指紋が残っただけだった。
あなたがいれば幸せになれた。
あなたが側にいてくれればそれで満足だった。
あなたのことを考えたら、これが正しいんだ。
だから笑って送り出したのに。
「忘れないで」
どんなに呼びかけたって鉄の箱はお構いなしだった。
2/1/2026, 11:50:00 PM
ブランコ、塾の帰りにあのテリトリーが私の遊び場だった。
ブランコそのものでの浮遊感は勿論のこと、ブランコ周囲の柵の上を歩く、ということもした。
飽きることもなくブラブラ、ブラブラ。
そのまま時が止まっていれば幸せだったかもしれない。
2/1/2026, 3:08:41 AM
さて、果てとは。
すなわちゴールではあるのだが、正直明確な終わりを迎えたくない、というのが正直なところ。
旅には終わりがあるものというが、苦しいものは早く終わって欲しいし、楽しいものは永遠に続いて欲しい。だから終わりを迎えたくない。
長い長い旅路の果ての、一歩前で立ち止まる。
ここで終わりたくない、まだ、まだ旅を続けたい。それでも時間は止まってくれない。
さあ終止符を。
一歩踏み出せば、あとはもうあっという間。
1/30/2026, 3:30:11 PM
あなたにありったけの花を
パタパタと走る少女、周りの景色なんて気にせず、まるで自分に羽が生えたみたいに走る。
パタパタ。
はやく、はやく着かないかなぁ。
流行る気持ちを抑えられず走って行く。