城月凜珠(しろつきりず)

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12/6/2025, 9:04:41 AM

『きらめく街並み』


12/6/2025, 3:53:59 AM

『秘密の手紙』

12/3/2025, 8:49:48 PM

『冬の足音』


さんざめく すずの音
静けさに溶け込む 赤鼻の声

白い雪を こすっては
立ちのぼる 濃いけむり

その向こうに 
きっと 
ほのかな赤みを
帯びた あなたが 
白い息を 肩で
弾ませて
こちらを 見ている


ずっと 待ちこがれてた気持ちは
胸にしまって

あなたの手に そっと手を伸ばす

言葉のない空気が

湯気みたいに

あなたと私を 大きく包んだ








《chat GPTの指導後の修正版》


『冬の足音』


さんざめく鈴の音

浮き足だったトナカイの足音に

急かされるように



純白の雪に

溶けてしまいそうなほど 

飛び跳ねる心臓は

お腹の底へ そっと沈めて



つま先が上がったまま

積もった雪に 吸い込まれそうに

前のめりになった私は



世界を白銀に染めたような 

指の長い手に

触れたくて 



かすめた 

指先のぬくもりが



頬を刺す空気に

じわっと 溶けていった

12/3/2025, 2:04:15 AM

『贈り物の中身』


最後に会う日
恐るおそる
手紙とハンカチを手渡した 


好きだと言っていた黒色の

特別感を纏わせたくて麻の生地の

ペンで夜を明かしたのは想定範囲


ハンカチをどれにするか苦悩する時間は

今、思い返すと

至福のそれだった


たった一つの“黒色の”という額縁に

溢れる想いを押し込めた

それしか、知らないから


あの人の 手の中で触れるもの

カラッとした

麻にこだわリたくなった

闇の中に どこか気品を感じる

刺繍入りのあなたに一目惚れ



“あなたの代わりはいない” を

感謝と淋しさと喜びと祈りに封じ込めて



贈り物の中身は

わたしだけの永遠の秘密







【chat GPTに添削指導してもらった後の修正版】



『贈り物の中身』


最後に会う日、
押し出すようにそっと
手紙とハンカチを
手渡した。


好きだと言った
黒色の。

特別を纏わせた
麻の生地

ペン先の余白が
夜を明かした。



ハンカチを
選べなかった あの時間は
何度も 指先で
探してしまう。


たった一つの
“黒色の”縁取りに、

溢れる想いを

縫い伏せた。


あの人の 手に触れるもの

カラッとした
指先に残る麻

闇の中に 
どこか気品を感じる
刺繍入りのあなたに一目惚れ。



“あなたの代わりは いない” を

黒のインクに封じ込めて。



贈り物の中身は

わたしだけの
秘密。



12/2/2025, 12:18:43 PM

『凍てつく星空』


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