あなたは知ってた？
私のがまんは無限じゃない

ついにその時は来た

"LaLaLa good-by"

若い頃は
君との時間は永遠だと思っていた

どこに行くにも一緒だったし
何をするにも君ありきで考えていた

でもこの世は無常なんだって
大人になる過程でわかった

僕と一緒にいるはずだと思っていた君は
今どこで何をしているのか知らない

僕の君はもう
誰かの君なんだろう


「僕と一緒に」

今日も仕事かぁ〜
重い身体を無理やり動かし外に出る
おや？
明らかに、昨日とは違う空気感
ついに来たぜ、秋
ちょっと嬉しくなって
足取りが軽くなった


「秋色」

台風の翌日が好きだ。
ガランとした街に、
枯葉が散乱としていて
なんだか非日常に感じるのと
青い空が果てしなく続き
それまでの重く暗い光景と
全く違う世界に一変するから
私も一緒にリセットできる気がする。


「台風が過ぎ去って」

「僕は君が」
言い出した瞬間に
雨が突然降り出したから
その先を伝えられずに駆け出した

思い返すといつもタイミングが悪い
あの時も、あの時も、あの時も！
ふつふつと怒りが込み上げる

少し不機嫌な僕の濡れた顔を
君はハンカチで抑えながら
「いつもだよね」と笑った
君は雨にも僕にもやさしい

今度、ゆっくり伝えよう

「雨と君」