胸を燻る御伽噺

忘れたいのに忘れられない

終わりはどこ？

きつく締めたネクタイが言葉を遮る

もう語れない

知ってた

永遠なんてないことを

それでも燻る想いは消えないんだ

永遠なんて、ないけれど

御伽噺は消えはしない




_永遠なんて、ないけれど 9.28

喜び　怒り　哀しみ　楽しみ

どの涙にも色がある

どの涙にも理由がある

それは自分で決められる

またね　わたしのおもい



_涙の理由 9.27

コーヒーが冷めないうちに

たくさん笑っておこう

コーヒーが冷めないうちに

たくさん泣いておこう

コーヒーが冷めないうちに

たくさん怒っておこう


冷めて苦味の増したコーヒーが

かえって心を癒してくれる




_コーヒーが冷めないうちに 9.26

パラレルワールドの私はきっと頭がいい

パラレルワールドの私はきっと運動ができる

パラレルワールドの私はきっと笑顔がすてき

願うだけならいいでしょう？

これが私のパラレルワールド



_パラレルワールド 9.25

時計の針が重なって

今日も1日　動き出す

重なる回数は決まっていて

僕から時間を奪ってく

カチ　カチ　カチ

追ってくる針

世界が生まれて終わるまで

「おやすみなさい」を繰り返す



_時計の針が重なって 9.24