11/17/2025, 12:31:32 PM
冬へ
木々はまだ夏の余韻に浸るまま
季節はすっかり秋を忘れる
冬へ散る木の葉は珍しく冬を見たようで
冬の準備をする我々を初めて見下ろしている
冬はまた私には寒さを教えて
別れと出会いの準備を手伝ってくれる
ちゃんと桜を見上げて笑えるように
私は急ぎ足で冬へゆく
ちゃんと秋を忘れず大切にしながら
私は駆け足で冬へゆく
10/29/2025, 8:58:54 AM
おもてなし
病棟に響く嘆きの悲鳴
死を悟る中で命が生まれる
誰の声も覚えていない
でも君の泣き声だけは鮮明に刻まれた
君に与えてやれるもの
きっと抱き締める温もりだけ
だからせめてものおもてなし
ようこそ この世界へ――
10/26/2025, 11:42:26 AM
終わらない問い
なんのために生きるのですか?
だれのために生きるのですか?
なぜ生まれてきたのですか?
なぜ死んでしまうのですか?
どう生きればいいですか?
どう死ねばいいのですか?
終わらない問いはどうすればいいですか?
納得のできる答えはどこにあるのですか?
問い続けてもわからないから
人は生きるしかないのでしょうか――
10/23/2025, 10:01:50 AM
無人島に行くならば
わたしはきっと
なにも持っていかない
きっときみが、
すべてをもって来てくれるから――
10/19/2025, 8:36:31 AM
光と霧の狭間で
霞む先の眩さに
心惹かれるこの頃に
試練か自傷か知らぬこと
霧へ飛び込む悔いを目掛けて――