何もしてないのに、夜中に、突然物音がして、
そんなに意識してなかったけど、
気になった。
誰かの足音?
そんなはずない。僕以外に誰もいないから。
怖がりがエスカレートした。
除霊してもらったら、音がやんだ。
やっぱり、見えないところに霊はいる。
あの空に、大切な人の魂が漂ってる。
行きたかった場所に、
自分の愛しい人と、うれしそうに、
きっと、ふわふわと。
夜は、澄んだ冷たい空気と、
星が広く散らばった一面に、
どことなく淋しい感じがあるけど、
きっと魂も、揺らめいてる。
幾つもの星が溢れて、
その中に、いずれ、僕も一つになる。
僕の横で、あなたは静かに瞼を閉じて、
僕の鼓動さえ知らずに、
夢の時間が進んでいる。
触れたいけど、壊れそうで、
気持ちよさそうに。
でも、ふと、瞳があいた。
ドキッとしたけど、そんな気持ちは隠した。
安らかな瞳は、物憂げにかすかに、
また、僕の横で閉じた。
僕は、ずっと、あなたのそばにいて、
毎日、一緒に過ごしてもよいですか?
あなたは、いつか、他の誰かを
僕よりも愛してしまいますか?
そんなときが、くるかもしれないですよね。
ずっと、隣にいるなんて、明日はわからない。
隣にいたくても、心が離れていたら、
二人で一つなんて、あり得ない。
僕は、悲しいことは考えたくない。
四季折々、あなたと過ごしたい。
ただ、それだけでいい。
離れて暮らすと、あなたの日常を知りたくなる。
毎日、どんなことがあって、
何か辛いことも、あるんじゃないか?とか
何も言われないと不安。
何かを聞くことも不安。
本当は、こわいから、きけない。
あなたのそばにいることが叶わない。
それも辛い。
あなたの声も、姿も、いろんな苦労もわからず、
ごめんなさい。
僕は、あなたのことをもっと知らないといけないのに。
心配かけたくない、そんな気持ちもわかる。
今度、あなたの顔を見たとき、まっすぐに
僕は向き合って、いろんなこと聞いてみようと思う。