10/25/2025, 9:56:46 AM
底の底に押し込んで、何重にも鍵をかける。
もう誰も触れないように。
もう誰も傷つけないように。
もう、痛い思いも、苦しい思いも、感じないよう。
最後は深く沈めてしまおう。
「お題 秘密の箱」#93
10/24/2025, 12:40:16 AM
全てを捨てて、何処か知らない場所に行けたなら、海の見える孤島なんかどうだろう。
あるのは自然と生き物たち。
人の文明で整地されてないまっさらな場所は、正にゼロからやり直すには最適な場所ではないか。
かつて祖先達が生きたように、ただ生存本能に身を任せて生きるとはどういった感覚なのだろう。
「お題 無人島に行くならば」#63
10/23/2025, 6:04:27 AM
どこか物悲しい風が、季節を吹き過ぎていく。
紅葉する葉は役目を終え、その命を散らす。
刻々と近づく冬を前にして、足早に帰路へと就く。
「お題 秋風🍂」#61
10/22/2025, 4:01:26 AM
予感はあったんだ。
腹の底から迫り上がる、正体不明のそれが。1日ずっと拭うことができず存在していたそれが。
いつの時点だ?
外に出る1歩目か。
ニュースの合間にあった星座占いでの最下位か。
少し焦げたパンを噛じった時の苦味か。
いいや、
目が覚めた時。
今日という日が始まった時から、それはあった。
目の前に広がる鮮血は、まるで夢の中にいるかの様に、鮮やかだ。
「お題 予感」#60
10/21/2025, 12:12:34 AM
少女はずっと誰かに話し続ける。
そこには少女しかいない。
数体のぬいぐるみだけが、物言わず座っている。
「お題 friends」#58