あなたへの想いを
風が磨いたこの空に
思いっきり放り投げたなら
粉々に散らばって
夜の星となるかしら
あなたへの想いを
誰もいない夜更けの海に
静かに静かに流したら
波に洗われ丸くなり
小さな真珠になるかしら
あなたへの想いを
沈丁花の木の下に
みんな残らず埋めたなら
心のなかにはひとすじの
花の香りが残るのかしら
胸に溢れるこの想い
どう取り扱えば
いいのでしょう…
# 溢れる気持ち (29)
素早く
軽やかに
蝶々が花に
kissするように
誰にも
あなたにも
気付かれぬように
あなたのハートに
そっと
kiss
# kiss (28)
せつないのは
わたしのなかの
あなたの存在
さみしいのは
あなたのなかの
わたしの不在
✢ ✢ ✢
1000年先も
人は恋をして
せつなさや
さみしさに
こころを
痛めるのでしょう
# 1000年先も (27)
あのひとを
忘れられない哀しさに
勿忘草の花陰で
そっとこぼした涙を
どうか
見つけないでください
人知れず
泣きたいときも
あるのです…
# 勿忘草 (26)
心が
元気不足になったなら
公園の片隅の
ブランコに乗って
ゆらゆら
ゆらゆら
揺れながら
移りゆく空の色
変わりゆく雲の形を
眺めていましょう
心の窓を開け放ち
風を通せば
きっと
明日は
笑顔になれるから
# ブランコ (25)