凍える指先、
震える身体。
味気ない朝に
ピッタリで最悪な目覚めだ。
お腹にはずっと
鋭いトゲトゲが
転がっているような痛みがある。
今日も身体は重くて
頭は痛くて。
吸う空気が冷たくて喉も痛くなって。
最低限の生命活動すら
もう面倒くさく思えてしまう毎日。
いつか報われると
幸せがあるかもわからない未来に
必死にしがみついている。
諦めてしまえば、
今ここで諦めて
今までの自分の頑張りを否定して
ゆっくり部屋で休んでしまえば、
きっともっと楽なんだろうな。
重たい瞼を擦って
何とか開いた目には
眩しすぎる太陽の光。
私が布団を離さないんじゃない、
布団が私を離してくれないんだ。
テキトーな言い訳を自分に言って
楽な方への逃げ道を広げていく。
私って、
何でこんなのになるまで
頑張ってるんだろう。
考えても無駄なことは
考えない方がいいって
ずっと前から
分かっていたはずなんだけどな。
"Good Midnight!"
ミッドナイトは真夜中。
いい真夜中が恋しい午前7時。
寒い空気と眩しい太陽は
私からどうにも離れてくれない。
12/9/2025, 3:32:15 PM