『同情』
「同情するならあれを追い出してくれ!」
静かな住宅街の一角に佇む1棟の家からそんな嘆きを叫ぶ俺ことモブAは親友のモブBに電話越しに叫んでいた。
「あのなぁ!Gが出たからゴキジェット買ってきてくれって電話したのになんだよ!それは辛いね〜ガンバ〜って!ふざけんな!」
「だって〜僕は今お布団に包まるので忙しいんだもーん、同情はしておいてあげるよ〜親友だからね〜」
「親友じゃなきゃ同情すらされなかったの!?」
「そうだよ〜」
そんな悲しい事実を発覚したのもつかの間、俺の意識はすぐにそれに戻った。理由は明白、こっちに来たからだ
「まて…まてまてまてまてまて!」
そんな言葉も虚しくこちらにくるそれは速度を上げやがった
「いや〜!来るんじゃねぇ!」
終わった…そう思って目を瞑るも一向に嫌な音はやってこない、恐る恐る目を開けるとそこには俺の愛猫、トラがそれを捕まえてくれてるではありませんか!
「トラ~?それここにポイしてくれない?」
俺はすかさずゴミ袋を開きトラに寄せる。意図を察してかトラは幸い従ってくれた。
「ありがとう〜トラ~何処かの親友とは違っていざとなる時いて欲しいのは君だけだよ〜」
俺はトラを撫でるのであった。
2/20/2026, 10:12:05 AM