とても寒い日の夜、どこかの家で薪ストーブをしている香りを嗅ぐとお蕎麦が食べたくなる。
なぜかと言うと小さい頃は毎年大みそかの日に少し遠くのお寺に行って、たき火の近くで年越しそばを食べていたから。
幼稚園に通っている時ぐらいからコロナ禍まで当たり前のように食べていた。
具はネギと天かすだけだったけど、それがたまらなく美味しかった。
私の中で寒い夜+薪の燃えるにおい=お蕎麦という式が成り立っているぐらい私に染み付いているのだ。
財政難からかもうやらなくなってしまったけど、やはりあのお蕎麦が恋しい時がある。
家族みんなで、時には近所の人とも談笑して食べたお蕎麦。
とてもあたたかい、ぬくもりの記憶。
12/10/2025, 1:29:23 PM