真聖ロマネ

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嗚呼、この感情を口にするのは容易いことだ

「好きだ」
「愛している」

饒舌なキミの唇はいつも濡れている

滑らかに優しく心地よく
私の深層にまで染み渡り
こみ上げる懐かしさ


今日もいつもの時間に
待ち合わせ
微笑むキミが現れる

「今日は顔色が良くないね」
「ちゃんと眠れているの?」
「あなたのことが心配なだけよ」
「ううん、私のことはいいの」

その愛らしい声が何よりも
私の耳に揺さぶりをかける
加えて見た目も常に控えめ

嗚呼、非常に良い

まさに私の理想を具現化された
「私の女神」そのものだ


これほどまでに完璧な女はいない


私の手持ち無沙汰な心を
とてつもなく満たしてくれる

私はコスパよりもタイパを重視した
結果をキミに伝えることはないが


非情なキミに同乗するよ


#150「同情」

2/20/2026, 4:17:31 PM