毛布

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心の片隅でずっとアクティブになっていて、アラートを送ってくる案件ってありません?
強いのは過去の恐怖体験で、これはトラウマとかいわれてるし、あとは悔しかったこと、同じ失敗ができないこと、そして未来への不安。
アラートを送ってくるだけじゃなくて、意識の最前にその案件を展開させて、しばらく処理しなきゃいけなくなる。

この機能、不利な状況への対応をすっかり忘れてそれを再現してしまうのを防ぐという目的ではとても重要なんだけど、ちょとしたきっかけで強制起動したり、しばらく強制的に意識を占拠するあたりがなかなか処理が重いタスクで、気づけばあの時あーしとけばよかったとか、こーなったらどーしよとか、ずっと考えている。

この心の片隅でアクティブになっている案件が、楽しい体験や期待なのか、それとも不安のフラッシュバックや危惧かは、その人の気分や醸しだす性格にも直結していて、生活の幸福度でもけっこうな部分を決めているような気がする。けど、楽しいことばかり考えるようにすると、現実逃避みたいになって、危険な状況には対応できない。
しょうがないから、過去の問題案件はきちんと整理して合理化したり、将来の不安事項もなるべく対応を考えて、しっかり既決事項にしたり、実はどうでもいいことやどうにもならないことは、いったん諦めて割り切ったりして、アラートリストから外したり。あとは処理がループしてたらしっかり気づいて、当座はそのウインドウを閉じたりするんかね。
(というか、自分では制御できず強制起動する機能って、「他者」ですよね。すると「自分」ってのは自分の身体にインストールされてるってことなのかな。)

12/18/2025, 9:42:05 PM