たくましい

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tiny love は BIG LOVE なしには存在しない。
大きな愛があるからこそ小さな愛を贈れるんだなぁ。

そうでしょうか。
大きな愛がなくても、小さな愛を贈ることはできると思います。今日、あの人にお菓子をひとつあげましたよね?それは大きな愛からくる小さな愛だったでしょうか。お菓子をあげるという独立した"小さな愛"なのでは?

たしかに、お菓子をあげることを小さな愛と捉えることはできるかもしれません。ですが、お菓子をあげること。これは私にとって愛とは言えません。最近忙しいので、お疲れさまの意を込めたちょっとした気遣いです。

相手を気遣う心。これすなわち愛では?愛がなければ気遣うことも出来ないと思うのですが。

なるほど、あなたは気遣いも愛と言うのですね。しかし、あの人はただの仕事上での関係であって、愛はひとつもありません。もちろん小さな愛だって。

あっ、聞こえてますよー

そうですか、そもそもあなたにとってあの人はただの職場の人であって、愛なんてひとっつもないということですね。それだと今のように論点がズレてきてしまうので、違うシチュエーションで考えてみますか。

たしかに、愛か愛じゃないかの話になっていましたね。……愛に大きさってあると思いますか?

というと?

大好きな人がいるとして、誕生日に盛大なサプライズをする事と、コンビニでその人が好きそうなお菓子を買って帰ること、行動としては前者が大きくて、後者は小さいと思います。

そうですね、前者は何日も前、数ヶ月前から準備していたかも。後者は思いついたその時にできることですね。

その通りです。これに愛の大きさを当てはめるなら、前者が「大きな愛」後者が「小さな愛」となるのが一般的に思えます。

私もそう思います。ずっと前から準備をしてきたのだからサプライズの方がより愛の大きさを感じます。

でも、ふとした日常であなたの事を思い出し、喜ばせようと買ってきたお菓子―――これも愛の大きさを感じませんか?

たしかに、そう考えるとどちらも大きな愛に感じます。その人の日常や思考の中に自分が存在していて、しかも喜ばせようとしてくれている。

そこで、「相手を想う気持ち」を"BIG LOVE"、そして「その想いからした行動」を"tiny love"とするならば、やはりtiny love は BIG LOVE なしには存在しない。と私は思うのです。

じゃあ、結局お菓子を渡したのはtiny loveということですか?

愛かどうかは別として、であればそうなりますね。そうなると、「疲れているだろうな」という気遣いの心がBIG LOVEということになりますね。

あなたの愛への解釈が何となく分かりました。……ところでまだtiny love残ってますか?

まだありますよ。欲しかったんですか?

えぇ。あの人にあげた時から、ずっと。

ハハハ、あれから5時間は経ってますよ。
はい、どうぞ。tiny love。


―――大切なあの人に小さな愛をおすそ分け。
あなたの笑顔を見ていたいから。

――"tiny love" 新発売。

10/29/2025, 12:57:47 PM