語り部シルヴァ

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『祈りを捧げて』

毎日誰よりも早く起きて祈りを捧げる。
過去の罪を懺悔しそれを今償うための報告のようなもの。
かつての私は弱かった。
恐怖に負け守れたものを守れなかった。

自分自身に負けてしまい何もかも失ってしまった。
今やってる行いが過去守れなかった人を
救える訳じゃないけど、
今助ければ間に合う者がいるなら助ける。
手を差し伸べるんだ。

祈りを終えてポストを見る。
依頼書だ。近くの村で魔獣が暴れているそうだ。
「レッツ...プレイ。」
十字架の鞘を抜き、刀を構える。

さ、懺悔の時間だ。

語り部シルヴァ

12/25/2025, 10:05:49 AM