「リボン」って、よく分からないんですよね。(ミルクボーイ風)
紐とどう違うの、ってあたりで、これは「うどん」がどこからが「平麺」で「きし麺」になるのかと同じくらいに微妙。
そこで例によって調べると、リボンは紐ではなく、幅の狭い「織物」なんだそうだ。確かに。
このリボン、他にもよく分からなくて、例えば映画に贈られる「ブルーリボン賞」。何で映画でリボンやねん、とか思う。
しょうがないから調べると、賞状に青いリボンを巻いて贈呈したんだとか。
いやいや、もともとフランスの勲章あたりから「青綬」って呼んでるやん、今でも優れた料理人をコルドン・ブルーと呼ぶし。何で賞がリボンなのか、分からんねん。
すると、もともと勲章は騎士団とかの紀章で、たとえば「青綬」は聖霊騎士団(ordre du Saint-Esprit)の紀章。この騎士団は1578年設立のブルボン王家直属のミラージュ騎士団みたいなのだった。
ordre (order)は、カイロ・レン(ベン・ソロ)の騎士団の赤い人たち「ファーストオーダー」のオーダーだし、それは騎士団から紀章、勲章も意味するよう。
で、この騎士団章とかをぶら下げる、肩から腰に斜めがけの幅広のタスキみたいなのが「綬」らしい。日本の勲章も「綬」がついてるのを「○綬章」と呼んでます。
それでも分からないのが、当時の肖像画とか見てると、騎士団員は青いけどネックレスみたいなヒモで紀章をぶら下げてて、綬じゃない。それに今のレジオン・ドヌールなんかcordonではなくruban rougeと「ruban(リボン)」を使うらしい。
なのでブルーリボン賞、本来の取り合わせならブルーコルドン賞なのかもしれないけど、そもそも綬も徽章もないねんな。 (ピンクリボンなら分かる、そのまんまやし。)
勲章なんて、いくらあってもいいですからね。
(それからハン・ソロ、息子にオビワンの名前つけてたんやな...)
12/21/2025, 12:14:49 AM