オリエ・レオンクルト

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 どんなに、ヘッポコな自分でもいい、と。
あなたは抱きしめてくれた。

 その欠点さえも、僕の魅力だと教えてくれた。

 踏みつけられて、クシャクシャになった僕の手を取って、それでも、僕には価値があると、微笑んでくれた。

 僕のしでかした悪事を哀しみ、それでも責めることなく許しを乞う姿を、何もできないまま、ただ見ているしかない僕は、酷い奴なのに。

 胸が張り裂る思いの僕を、最期までかばって、打ち傷を負ったときでさえ、あなたは温かなまなざしで、僕を励ましてくれた。

 僕を救うために、命を投げうってまでも、示してくれた愛。

 僕には、その大きな愛に報いることなんて、とてもできない。
 どんなことをしても、返し切れやしない。

 だけど、精いっぱい、命を燃やしてみる。

 あなたは、今、僕の心に息づいて、僕の見る世界を一緒に慈しみ、一緒に照らしている。

 せめて、あなたが好きだった花を心に咲かせ続けよう。あなたの笑顔が僕の喜びだから。

 愛している、だなんて、言えた僕じゃないけど、でも、心から、あなたを想おう。

2/24/2026, 12:57:35 AM