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0からの

夫は怒ると自分の中に篭る。
何も言わなくなり、ただ黙々と時間が過ぎるのを待つ。

きっかけは、私の我儘だったのかもしれないし、その前の夕飯を作ってくれた時かもしれないし、それ以前に色々な積み重ねの蓄積が我慢の限界を超えていたのかもしれない。

そもそも夫は自分の気持ちを伝えるのが苦手で、それ以上に他人の気持ちを考えるのが苦手だ。
だから良く私は、自分をちゃんと想われていない様な気になって、いらないひと言を発してしまったり、独りよがりな言葉を投げてしまう。

夫よりひと回り以上歳上の私は、それだけでも引け目を感じるのに、母との同居までしてもらっている。

なのに、感謝より文句を言う方が多いのは、私の性格的な物も多いかもしれない。

今日も、早めの夕飯を食べると早々にペッドに入ってしまった。
かける言葉もなく、背を向けて寝ている夫の肩に手を載せた。
積み重ねて来た時間が一瞬で、無になってしまう経験を重ねて来た私は、この夫の態度を怖く感じてしまうが、話した所で又、同じ様にお互いの溝を感じてしまうだけなのかもしれない。

そんなことを想いながら、夫とこの先も積み重ねて行く日々を夢想し、
「おやすみなさい」と
声をかけた。

2/22/2026, 9:04:16 AM