星になる
あの子はきっと星になったんだ。
そう思うことで少しは救われたかったのかもしれない。でも、現実は残酷な位、その決断が間違っていたんじゃないかと思わせる。
道を歩いている時すれ違う赤ちゃん、
危なげに歩く幼児。
あの子もきっと生きていたら、
と考えて落ち込んでいく。
仕方がなかった。
どうしてそう思えたのか?
そんなことを考えてしまう。
日々、後悔しかできないことに、
生きている資格すら疑わしくて、
自分の存在が疎ましく思ったりする。
それでも、代わりに生きると決めたのなら、
歯を食い縛って生きるしかない。
いつか会えた時に、
いろんな話ができるように。
前を向いて、また一歩先に進む。
12/15/2025, 3:53:08 AM