凍える指先。
規則正しく、白い息を溢す。
指先は微かに震えている。
マフラーにやや、顔を沈める。
イルミネーションの眩しさに、一瞬面食らう。
テレビは駅伝やら歌番組やらを映し続ける。
そして時折、東北や北陸の雪景色を映し出す。
私は、初雪を待っている。
雪が積もる日を、待ち望んでいる。
受験生は赤透明のシートを、右手に。
いつか咲くはずの桜に手を伸ばす。
私は、カイロを左手に。
クリスマスはもうすぐだと、少々浮かれる。
夜は長くなる。
私の靴下も、少々長くなる。
バス停での待ち時間も、長くなったような気が。
大河ドラマは、今頃
だんだんといい感じになっているのだろうか。
私にはよくわからない。
年末年始が近づいてくる。
バラエティ番組は、年末スペシャルに。
年越し。今年はジャンプでもしようかな。
そして、従兄弟から年賀状をもらう。
そしてその後多分、初詣に行く。
兄は合格祈願を願うのだろうか、
それとも勉強するのだろうか。
私は、部活の成功でも願っておこうかな。
多分初詣の時も、私の指先は凍えている。
冬と言われて思い浮かぶことをつらつらと
述べただけです。深い意味とかはない。
清少納言センスないverみたいな。
取り敢えず、全ての受験生の成功を祈ります。
12/9/2025, 10:45:04 AM