冬至。

Open App

                びーえるですよ。


つい先日、腐れ縁の幼馴染が何でかめでたく恋人になった。

変わり映えしない雑談。
ふざけ合う日常。
そして。
そっと繋ぐ机の下。
指と指が意味を持って繋がれるそれ。
少し気恥ずかしくて甘ずっぱい。
「イチャつくタイミング難しいな」
顔を見合わせて笑った。
いつもと変わらないじゃれあいの先のほんのり赤くなるその頬が俺の密かなお気に入り。
俺のびゅーてぃほーな彼氏のはにかむようなその笑顔。
好きだなぁって思う。
いやむしろ大好き。
力いっぱい抱きしめ殺したい!!
見惚れてると目と目がばっちり合って訳もなく笑ってそれから。
視線に熱がこもるのを感じて堪らず顔を近付ける。
すると向こうも自然と近付いてきてそっとくちびるを合わせた。
軽くキスして気恥ずかしくてすぐ離れる。
「なんかこーいうの照れるな」
「なー。むしろ付き合う前の方が気軽に出来てたな」
「確かに」
見つめ合って笑い合う。
「でももう俺はダチには戻りたくねーな」
そう言って勢いよく引き寄せると彼は大きく目を見開いてそしてこれでもかってぐらい微笑んだ。
ほら見て俺の彼氏超絶可愛い。
そのまま勢いで彼のくちびるに軽く噛みついた。
「お前…」
「まじお前食べちゃいたいがぶがぶー」
何度も何度も彼のくちびるを甘噛みして食べる真似をする。
彼は笑いながら俺を引き剥がそうと試みてるけどその手が本気じゃない事を俺は知っている。
まじで可愛い俺の恋人。
普段は変わらない腐れ縁の幼馴染だけどその中に最近ひょっこり顔を出すこの甘い時間が俺のお気に入りだったりする。




                 (お気に入り)

2/18/2026, 9:54:17 AM