もんぷ

Open App

太陽のような

 彼は、まさに太陽のような人。明るくて、居心地が良くて、そこにいるだけで周りの人はみんな暖かくて幸せになってしまう。そんな彼はみんなを惹きつけて輪の中心で綺麗に微笑む。私はそんな彼を遠くから見つめているだけで良い。宇宙に漂う名もない惑星となって、下手に近づかず、彼の光をこっそりと盗み見ているだけで幸せなのだ。


 あの子は、まさに月のような人。穏やかで、優しくて、毎日姿を変えているように見えながらもそこに確かに在る。光を浴びると、とても綺麗で。つい絡みに行ってしまうけど、なぜか怯えられていてすぐに引っ込んでしまう。嫌われてはないはずなんだけど。あぁ、俺はそんなあの子をずっと側に置いてその綺麗さを照らしていたい。自分がよく褒められるその光を、あの子だけに浴びせ続けて輝いているのを一番近くで見ていたい。それが一番の幸せなのだ。

2/22/2026, 1:45:32 PM