「祈りを捧げて」
祈りを捧げて叶うのなら、どれだけでも祈ろう。
願うだけでは、思いだけでは、夢も希望も叶わない。
自分が考えて、動いて、努力して。
自分の為の祈りは、そうやって行動を重ねた上に、最後の手段だと思う。
でも、他人の為の、他者の為の祈りは。
ただ祈るしか、願うしか出来ない。
自分が他者に対して出来る事なんてたかが知れている。
ちょっとした援助やアドバイスや協力は出来る。
でも、本当の意味で人は自分でしか自分を救えない。
どれだけ手を差し伸べても相手が受け入れなければ無駄だし、本人がその気にならないと周りがどれだけお膳立てしてもどうにもならない。
そんな時に、人は祈りを捧げるしか出来ない。
祈りにどれだけの力があるのかはわからない。
でも、人の想いはいつかは形になると信じて。
近い未来ではないのかもしれない。
でも、いつかは。
そう信じて、その日の為に祈ることが、その人を助ける一助になれば、それでいいと思う。
12/25/2025, 10:11:54 AM