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「がたんごとん」何度も読むよ
君がのる列車が夢にたどり着くまで
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「がたんごとん」という絵本がある。
がたんごとんと走る列車に、哺乳瓶やバナナやりんごが乗り込み、終点の駅で男の子の朝食になって、列車は去ってゆく。
単純明快な物語だ。
先月一歳になった息子は、この本をとても気に入っている。
寝る前になると、必ず読み聞かせをせがむ。
一度や二度ではない。
昨夜は二十回ほど読んで、ようやく眠りについた。
ときには私が先に眠ってしまうが、起きているあいだは、好きなだけ読んでやろうと思っている。
子どもが子どもでいる時間は、短い。
だから私は、息子との限りある時間を、噛まずに舐める飴玉のように、大切に、大切に転がしている。
いつかは溶けて、消えてしまう甘さを。
2/17/2026, 2:16:54 PM