—遺言—
夢とか希望とか、光り輝くものが未来にはあって、その光を掴むために、私達は必死に生きている。
それが人生だ、と私は思う。
だが時には闇も潜んでいて、大切な人を失ったり、死にたくなるほど苦しい時間を味わったりすることもある。
こうした闇に触れてから、私達は激しく後悔するのだ。
あの時あぁしてれば良かった、もっと頑張れば良かった、と。
私にはその時間が長すぎたな、と死んでしまった今になって後悔する。
気がつくまでに時間がかかりすぎた。
光の回廊を、一歩一歩踏み締めて歩く。
終着点はもうすぐそこにある。
あなた達の歩む道が、せめて、私のように後悔しない人生であることを願っている。
お題:光の回廊
12/23/2025, 1:52:36 AM