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【10年後の私から届いた手紙】

たくさんあった荷物をどんどん運び出し
空っぽになった部屋を眺めている時
いつの間にか床に落ちていた封筒が目についた

最近買ったばかりのレターセットと同じ柄

(忘れ物はきちんと確認したはずなんだけど…)
と思いつつ拾ってみると、
宛名も差出人も書かれていないそれには
どうやら中身があるらしい
よく考えると、自分のものはそもそも未開封だ

無駄にある記憶力を探らなくたって、
手紙なんて何年も貰っていない
ふと思い立って封筒を裏返した瞬間、
何も書かれていない、封すらされていないが
差出人が私自身であることを何故か確信した
きっと何年後かの自分からの手紙

果たしてこれを読むことは
未来の私にとって正解なのだろうか?
そんなことを考えながら
開いた先に答えがあるかと手紙を開く


"
10年前の私へ

"

書かれているのは希望か絶望か
それとも日常か



2/16/2026, 10:52:40 AM