そー

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『静かな終わり』

多分題名をちゃんと書いたのは初めてかな。
終わりって言ったって色々あるよね。

一日、季節、年。
これは、「時」

損壊、破壊、消失。
これは、「物」

死、
これは、「生命」

最後に、
紛失、忘却。
これは、「魂」

付喪神やらなんやらを存在しないと思いつつも、
なんとな〜く信じてる私からすると、
生命だけじゃなくて物にも魂っていうのがあると思ってる。
それはそれとして、、、
この中で1番静かに終わるものって言うと魂だと思うんだよね。
有名なものの例として、「徳川埋蔵金」
実際に存在するしないに関わらず考えるとして。
「存在するなら、忘れられてないじゃないか。」ってことなんだけど、そうじゃない。
「どうして埋蔵金を作ったか。」という考えが「魂」ってこと。
例えば通説の、倒幕勢力に渡さない為。や、幕府再興の為。といった、説の域を超えないものは「魂」じゃない。
「実際はどうだったか」が「魂」なんだ。
まあ知っていた人は存在したんだろうけど、亡くなってしまったなら魂は無いよねって事かな。
置き手紙等があったならそれが「魂」で、それが広まれば「魂」が終わることが無くなるだろうってことでもあるけど。

まあ現代の世では、マイナンバーやらで他人のことが管理されてるから、誰が生きていたみたいな記録は残るけど、どう生きたかって言う意思は残らないから、魂が終わりたくないならできるだけ爪痕を残せるよう生きるしかないね。
こんな痛い文章でもいいからさ。

12/29/2025, 6:55:20 PM