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若葉だった頃
みずみずしい毎日に満ち溢れて、なにもかもが新鮮だった
しっかりと枝に支えられ、空から下を見下ろしていた。

そして今
枯葉として地に落ち、 
私は軽々と風に弄ばれる
いずれは踏まれて粉々になる運命なのだろう。

しかし幸に包まれていたあの頃は確かにあり、
今それを懐かしむことは私の誇だ。

そんな気持ちに包まれながら人生を終えたい。

枯葉




2/19/2026, 2:13:41 PM