あくも

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穴ぐらに潜り込むような一日だった。
漫画喫茶の薄暗い店内、デスクの電気スタンドとパソコンの明かりだけが浮かぶ個室ブース。レンタルのブランケットにくるまって、ひたすら漫画を読むだけの一日だった。
駄目な日の翌日は、まだ『駄目な空気』を引きずってしまう。毎日をきちんと過ごさないと、満足な今日はやって来ない。自分のせいなのは承知しているけれど、この駄目さを取り戻さないといけないと思うからか、よく分からない焦燥感に駆られて何かをしなければいけない気持ちになる。
有益そうな本を読みたい欲が湧き上がったり、自分を振り返らなければと考えたり、ToDoをリストアップすべきではと感じたり。
そういったものを実行すれば、それが明日への光になるのだろうか?
たぶん、ならない。
自分に失望しながら、でも目の前の道を歩き出すしかないのだろう。一足飛びに未来へは行けない。
光などなく、何度転んでも。

12/15/2025, 12:37:23 PM