たーくん。

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夜空からひらひらと落ちてくる雪。
イルミネーションの光と合わさって、幻想的な光景になる。
「イルミネーションと雪、綺麗だね」
「ああ、そうだな」
彼女も、俺と同じことを思っていた。
彼女の手を握ると、少しだけ冷たい。
「手、あったかいね」
「君と一緒にいるからかな」
「ふふっ、私もだよっ」
俺の手を握り返してくる彼女。
これからも、この雪のように、彼女への想いが積もっていくだろう。
手を繋いで、お互い白い息を吐きながら、同じ時間を過ごした。

12/21/2025, 10:16:21 PM