拝啓、夢の続きにいる君へ
今これを読んでいる君は、きっと夢に向かっていることでしょう。
今は楽しい?それとも、辛い?
私も、夢の途中で立ち止まったことがある。
夢への道のりは険しい。
いつ叶うかわからない。叶わないかもしれない。
だからといって、ここで立ち止まるわけにはいかない。
もしかしたら、その頑張りは誰にも気づいてもらえないかもしれない。
でも、私には見える。
はっきり見える。
君がこれまで描いてきた軌跡が。
真っ暗な世界をひとり、這いつくばっている。
一寸先は闇。
それでも手を伸ばして、必死に前へ進もうとしている。
それでも君は、今日も確かに前に進んでいる。
もし躓きそうになっても、少しでいい。
少しでいいから、夢を見つめてみて。
その夢は、きっと君に力をくれると思う。
いつか終わりは来る。
その時、君はどんな顔をしているだろう。
君は君らしく、前に進めばいい。
それだけで、私は君を応援したい。
いや、応援させてよ。
君の輝く夢が、いつまでもそのままでありますように。
水瀬しろ
「君が見た夢」
12/16/2025, 2:41:02 PM