「僕、もう無理かもしれないんだよね。」
急に言われたその一言。俺は必死に理解しようと思考を巡らせたけどやっぱり理解出来なくて、「え、?なんて?」ってきっと1番しちゃダメな反応をしてしまった。
「んー、一言で言うと、死にたい?的な?笑」
そうやって、へらへら笑いながら言う君の顔を、俺はどんな風に見てたんだろう。その場の時が止まったような感じで、表情筋を動かすことも許されないような。そんな感じだった。「え、なんで、俺に、?」息を飲み、瞳孔が震える中、俺は言葉を紡いだ。
すると君は少し間を開けた後に言った。
「君の事が好きだから…いや!ごめん。変、だよね!引いた、?」
そう、焦る君を何故か俺は抱きしめて、静かに泣いていた。
"俺も、好き"
12/18/2025, 3:38:34 PM