〈太陽のような〉
“ヒーロー”――いつも明るく、みんなに優しい正義の味方。
ただ守りたくて守っていただけで、英雄になりたかったわけでも、救世主になるつもりもなかった。
皆と同じなはずなのに、人より何かが優れているという理由だけで、ヒーローに仕立て上げられてしまう。
一人、また一人と助けられなければ、批判されてしまう。
そんなヒーローに、なぜか憧れてしまう僕がいる。
ヒーローなんて映画や漫画の中の存在で、現実的じゃないと言われるけれど、それでも将来何になりたいかと聞かれれば、きっと「ヒーロー」と答えてしまうだろう。
画面に映るヒーローは、迷っている。
ヒーローに戻るか、普通の暮らしに戻るかを。
それでもヒーローは、きっと戻ってくる。
冗談交じりに敵を煽り、市民を助け、振り返って最高の笑顔で帰ってくる。
その姿は、まるで太陽のように眩しい。
2/22/2026, 12:33:19 PM