soumatou

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お気に入り

「お気に入り」っていう響きに共鳴する様に
思い出した曲 半世紀前の歌
中高時代の愛読書は高橋和巳とか村上春樹…そんな内向きな頃に出会った秘密のお気に入り
早く大人になりたい自分が何でこんな素朴な世界感に心惹かれるのか当時は分からなかった

飾り気の無い歌詞と揺らぎが耳に残るボーカル
子供の様にストレートでありのまんま過ぎて
こっちが恥ずかしくなる様な男の子目線の歌詞
そこには自分と対極のぶりっ子な女の子の存在

♪---
アーア 君は ごじまんの お手製のシャツ着て
風に乗っかりうれしそう
アーア バッグのおにぎり さっととり出して
ざっくりかみつく こもれびの中
首をひねって見ちゃだめよ
何も考えないで おなか一杯になったなら
横に横になろう
---中略
アーア ふざけてにらめっこ おかしい僕は
こらえきれずに吹き出してしまう
アーア 君は お気に入りマンガの時計
しょっちゅうガリガリ ネジをまく
時計を気にしちゃダメ
陽はまだ高いのですよ
光をたくさんかかえて ひざまくらしておくれ
     ♪--- NSP の「ボクはごきげん」

何これ少女小説定番の設定に直球過ぎる言葉
ワッでもイイやっぱり心がくすぐったくなるゥビブラートの効いた舌足らずの天野くんの声…
力んで背伸びして焦りの迷路にいたあの頃、素朴な彼らの等身大の歌に癒されていたんだ

2/18/2026, 5:01:13 AM