『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私は先月から「悪魔のお気に入り」になってしまった。
異形の姿をした悪魔は、多くの人から恐れられている。
そんな悪魔は私においしい食事を与え、キレイで清潔な衣服を着せ、あたたかなベッドで眠らせてくれる。
お願いをすれば聞いてくれるし、やりたくないことはやらせないでくれる。
でも、悪いことをしたら叱ってくれるし、やりたくないことでも必要なことなら諭してくれる。
そんな生活が続いたある日、1人の男が私の元に訪ねてきた。
「君を悪魔から助けに来た! さあ、ここから逃げよう!」
私は男をキッと睨む。
「嫌よ! 悪魔以外の奴は私を殴るし、貶すし、食事すら満足に与えてくれなかったんだから!
私はここで悪魔と暮らすわ!」
男は悲しそうな顔をした。
「君は悪魔に騙されているんだ! 早く逃げないと食われるぞ!」
その言葉に私は思わず嗤う。
「その悪魔に生贄として私を寄越したのは、村のみんなよ。むしろ食われるのは本望じゃないの?」
男は何か言おうとするが、言葉にならなかった。
その時、男の後ろから悪魔が現れる。
蒼白になる男を、悪魔は軽く殴って気絶させた。
「外に置いてくる」
男を連れて悪魔は部屋から出ていく。
男を置いて戻ってきた悪魔を私は抱きしめた。
「私はずっとここにいるわ。たとえあなたが何者でも」
ここに来てから、私は他者のあたたかさを知ったのだ。その相手がたまたま異形だっただけ。
この悪魔なら食べられても構わないと、思っている。
その日が来ても来なくても、私は一生、悪魔と共に暮らすのだ。
それが今の私の望みだ。
『お気に入り』と言われ思いつくのは推しのグッズたち。
部屋を見渡すと推しの顔、顔、顔。
これ以上は増やしていけないのに推しの顔を見ると買ってしまう。それが私の悪いクセ。
沢山の作品の中から、あなたに出会えて幸せです。
今日も眼福をありがとう。尊き推し様。
筋トレ
指トレ
小顔トレ
油物禁止
水以外の飲み物禁止
お菓子禁止
顔に触れない
8時以降食べない
食べてすぐ寝転がらない
私のお気に入りのぬいぐるみ。
小さい頃に買ってもらったそのぬいぐるみは、今でも私のベッドに寝転がっている。
もう生地も弛んでだるだるだけど、いつも私のそばにいる。
今日もあの子を抱いて眠るんだ。
お気に入り,と言われたら即座に思いつくものがある。
引き出しの隅っこに眠っていた,小さな鍵。
全体が金で塗られ,真ん中に大きな赤い宝石がくっついている。
ルビーか何かなのかな,といつも疑問に思いながらソレを指先で軽く突いてみた。
幼少期に譲り受けた物だから,誰の所有物だったかなんて忘れてしまった。
覚えていることと言えば,アタシと同じ紅い眼をした綺麗なヒトだったような気がする。
譲ってもらった事にはきっと何か理由があるのだろうと思って,お守りがわりに常日頃身につけている。
銀色の糸を通して首からさげ,学校に通う時は制服の下に隠している。見つかったら色々と面倒くさいもんな。
そういえば,玄武と初めて出会ったあの日,これ指さして何か呟いてた気がするけど…思い出せないって事はさほどどうでもいい事なんだろう。
まぁいいか。
…さてと,今日は彼奴らと合同任務だっけな…
さっさと隊服に着替えて,編み上げブーツを慣れた手つきで履きこなす。
もちろん,その鍵を首からさげて。
『 おい玄武!!行くぞ!! 』
日本庭園のようなだだっ広い家の庭に,どこか哀愁漂う雰囲気を纏いながら立ち尽くす彼に声をかける。
こちらに気がつけば,ゆっくりと歩いてくるのだが…いつも鍵を視界に入れては一瞬だけ辛そうな表情を浮かべる。
幾らアタシが契約者だからって,玄武の過去に首は突っ込まないさ。
でも,あの日,なんて言ったのかは気になるけどな。
「 なんで君が…その鍵を…?それは…死んだオレの相棒の… 」
絶対に誰にも見せたくない。渡したくない。僕だけのお気に入りのものがあった。
だから宝箱にしまっておくことにした。
宝箱の中にしまって、僕だけが見られるように。僕だけが触れるように。
お気に入りのそれは、とても美しかった。僕だけのものだと思ったら、余計に愛おしく、大切だと思えた。
『――○○日午後、××県△△市にあるアパートの一室で、女性の遺体が発見されました。警察は、部屋の契約者である男を死体遺棄容疑で逮捕しました。男は「お気に入りだからしまっておきたかった」などと供述し、容疑を認めています』
『お気に入り』
【お気に入り】
お気に入りのものってある?と
友人に聞かれた僕
お気に入りのスマホアプリ
お気に入りのSNS
お気に入りのウェブサイト
お気に入りのショッピングアプリ
お気に入りのYouTubeチャンネル
お気に入りのニュースアプリ
などを答えてみたら
スマホばっかりいじってんなよ、と言われ
はっとした
僕のお気に入りは
いつからスマホの中のものだけになったんだろう
子供の頃は
お気に入りのヒーローがいて
お気に入りのおもちゃがあって
お気に入りの公園に
お気に入りの遊具があって
お気に入りの遊びを
お気に入りの友達として
お気に入りのおやつを
お気に入りのベンチで一緒に食べたのにな
帰ったら
母さんが作った
お気に入りのハンバーグを
お気に入りのフォークで食べて
父さんと風呂に入ったら
お気に入りの匂いがする石鹸で体を洗われて
寝る時間になったら
お気に入りのタオルを持ってベッドに入って
眠るまで家族とくだらない話をして
そんな時間さえもお気に入りで
それなのに
僕はいつから、こんな風になったんだろう
お気に入り 私のお気に入りは 娘です 最近ますます可愛くなって 10歳にもなると 女子同士と思えるので 楽しい会話や 一緒に過ごすことが 前より楽しくなりました 私は 今 娘と2人で暮らしています 色々と娘に我慢させることもあると思います でも 大前提は 娘が悲しまないように ということを 守りながら 仕事も自分の人生も 女性として輝くことも 母親として輝くことも 全てを大切にし この日々が お気に入りと言えるようになりたいと思います 以上
お気に入り
って結果だと思う。
一目惚れしたワンピース
旅行の思い出のガラス細工
大好きな作家さんのエッセイ。
なんか違うわって思ったとき
自分を認めたくない
小さなストレス。
何でも大好きにならなくていいはず
好きと思い込むほうが心によくなさそう。
人間として暮らすというのは些か窮屈だ。
他人と話すのにも、自分の動作一つ一つにも、全てに気を遣わなくてはならない。
そもそも起き上がるところから既に面倒で仕方がない。
そんな時には少し腰を下ろして休んでみる。
只管に内省的になってみて、ネガティブになって、自分の持っている厭世感や嫌な部分をちょっとだけ受け入れてやる。
すると少しだけ、肺が軽くなって、溜め息と一緒にどろっとした何かが出ていく。
溜め息は幸せを逃がすかもしれないけれど、それと同時にたまった何かを押し出してくれる。幸せが気持ちよく戻ってこれるように、隙間を作ってくれる。
幸せの形は人それぞれ、私は自分の暗い部分に身をまかせるこの時間を気に入っている。
物品の話もしてみようか。
私に物品のお気に入りはない。
いや、あったのかもしれない。
自室を見渡すと物が散らばっている。
そのどれもが、なくても生きていけるもの。
大切であろう物の存在は認識できても、もう一人の私がぼそりと告げる。
「それは貴方が生きていく上で本当に必要なものでしょうか?」
と。
全て捨てること、逆に全て残しておくことも、どちらも正しいとは言えない。
お陰様で一般的に考えて大切にとっておくべきなのか、そうでないのか、てんでわからないのだ。
気取らずに言うなら、私のお気に入りはその辺のスーパーマーケットに併設された服屋で買った、テキトーなパーカーだ。
でもこれを素直にお気に入りと認めてしまうと、年中これを着てしまうだろう。
俗に言う、ダサいってやつだ。
やむを得ず、そっと引き出しにしまうのである。
「お気に入り」
お気に入りの場所がある
そこは地元が一望できて、人気がなく、夜景がとても綺麗な場所
20年近く前に知ってからというもの何かあるとそこに行ってた。
静かで誰もいないから過去も未来も悩める場所
気がつくと1時間くらいいる事もある
他人は誰もいないけど、そこで悩んでいると、過去の自分が思い出されて1人で悩んでいる気がしなくなる
過去の自分が泣いたり怒ったり頭を抱えたりしながら相談に乗ってくれている気がする
1人しかいないはずなのに討論している気持ちになる
中学生の自分、高校生の自分、大学生の自分、社会人1年目の自分
今の自分の状況を知ったら、なんで言葉をかけるだろう
そんな想像をしながら、今日もお気に入りの場所にいる
キラキラ輝いて光っていてねサウジアラビアにいてもわかるように
お気に入り。
自分の気に入ったもの。
私のお気に入りってなんだろう。
この人といると、楽しい。
他の人とは違うんだ。
――わかった。
これが私のお気に入りなんだ。
この時間が。
この人が。
フエキのハンドクリーム
まず、顔が愛くるしい
いつ見ても、どんな時に見ても癒される
手のひらにちょんって乗る大きさもいい
ちっちゃいペットがいるような
フタを開けやすい
水仕事で流されても流されても
負けずにつけられる手軽さがある
フエキのハンドクリーム
のりじゃないよ、ハンドクリームだよ
私のお気に入りのビスクドール。
ふわふわの金髪に、くりっとしたおめめ。
何も知らない青空を固めたような澄んだ青い瞳。
今日はこの子とお茶会を開くの。
おばあちゃんから受け継いだこの古いお家で、
薔薇の砂糖漬けを、紅茶の海に優雅に浮かべて。
今日もくだらない日常をかき混ぜる。
〜お気に入り〜
【お気に入り】
私のお気に入りってなんだろう。
小説だと"すべ花"
アニメだと今はヒロアカとボルト、コナンとか?
人だと迷うことなく「すとぷり」でしょー
お気に入りの服はライブの参戦服で
お気に入りの香水は特にない。
お気に入りのネックレスはピンクのハートのやつ。
お気に入りのイヤリングはなくて
お気に入りの靴は職場の人が誕生日プレゼントで
買ってくれた二万ぐらいするやつ。
ラインのお気に入りは大好きな友達2人。
ここでお気に入りしてる人は沢山.
だんだん増えていくんだろうなー
変わっていくんだろうなー
私のお気に入り。
色々なことがあったーー夜空に次々と流れていく流星群のように、燃え尽きるザフトと地球の宇宙兵器。
その様は、燃え尽きる恒星のように燃えがって弾ける。
アスランは、静かな海辺に一人で立ち尽くして、それらと一緒に走馬灯のようにあの重い日々が脳裏に再生し始める。
開戦が濃厚になり始めると、プラントに移住した一家が母親と一緒に亡くなった報道のニュース。
気落ちしていた日々で、更に冷え切った関係になった父親にザフトの士官学校に入学を薦められてそれに従った。
そこで戦術や体術を学ぶ日々は、楽しい思い出として口の端が静かに笑ってしまう。
背後からの砂浜を踏み締める足音がして、思い出から現実に意識が戻って振り返って白いワンピースを着たセアがいた。
「」
『お気に入り』
彼のお気に入りの手料理は、「お味噌汁」。
一口ずつ噛み締めながら味わう顔が、とても好き!
これからも、お気に入りの料理を増やしていくね
「隣の席の子とは席が変わったら話さなくなるみたいに、運命とか巡り合わせみたいなものがあって、逆らうのは無粋なような気がするよ。」
なんてことを言いながらお気に入りの靴ばかり履いているから、すぐに履き潰してしまう。何年を一緒に過ごすことはなくて通り過ぎていくものばかりだ。その中で積もっていくものがある。流れていく川の中で、底に溜まっていく砂みたいに微かに。
「一人になったらどうするの」
たぶん、毎日に寂しさが足りない。このくらいが好き、は言わなくたって持っているし。世界に呑み込まれていく感じで、お腹の中で揉まれているのは息苦しくていけない。手と手を取りあうのは近すぎていて好きじゃないから、愛しさのつもりで足を引いた。
お気に入り
自分の好きなものが、なかなか話せなかった。
だって、『普通』じゃなかったから。
『今どき』の子はそんなの知らないよ。
お前って変わってるね、『普通』はもっとこう・・・
たくさん、たくさん、否定された。
でも、私にとっての『普通』は、『好きなもの』は、
あなたたちの『普通』とは違うんだ。
今だって、怖くて、なかなか話せない。
だけどいつか、自信を持って、私の『お気に入り』を
紹介できるようになりたいな。